自分のポリシーを貫け!女性に媚び無くても結婚できます~前編~
結婚したいからと言って、女性が好む男性になるようにポリシーを曲げる必要はありません。結婚に必要なのは、
① 仕事
② 優しさ・誠実さ
があればいのです。あとは、女性の好みの問題なのです。才能をかけたポリシーは、認めてくれるレアな女性が必ずいるものです。
「結婚適齢期」は人それぞれです!
「結婚適齢期」という言葉があります。一般的に女性は25歳~27歳或いは20代後半まで、男性は30歳前後だと言われています。これはあくまで社会的指針です。
子供を産みたい女性の場合は、妊娠・出産・子育てに関し、肉体的適齢期というものがありますので、女性の結婚適齢期は妊娠・出産・子育てについて肉体的な問題も含め社会的に言われています。男性についても同じです。世の中の結婚とは、子供のいる家庭を想定しているからです。
しかし、今年の厚生労働白書では、18歳~39歳までの未婚の男女には、異性の友達も恋人もいない人が62%を越えました。それなのに、子供については男女とも90%以上の人が欲しいと答えているのです。
異性の友人・恋人がいない理由のダントツ1位はコミュニケーションが取れないということでした。異性とコミュニケーションが取れないのであれば、結婚どころか子育てなんて無理でしょう。
自分ができないことを幼い子供に教えることはできないからです。理屈の通らない幼児とのコミュニケーションよりも18歳以上の大人とのコミュニケーションの方がよほど楽だからです。
適齢期とは、本来その人に適した年齢ということです。結婚適齢期も同じです。結婚は恋でも夢でもなく、生活です。そして結婚は恋愛のゴールではなく、新しい人生の始まりです。だから戸籍も新しく作るのです。法律上だって未成年でも結婚すれば成人扱いです。
つまり、個人の結婚適齢期とは、恋愛をして心の深い部分まで踏み込んだコミュニケーションが取れるようになり、山あり谷ありの長い人生において話し合って解決していくだけの能力を持っていないと、まだ結婚適齢期に達したとは言えないのです。
大人の都合なんて関係無しに、赤ちゃんはミルクを欲しがり、オムツも変えて欲しいと泣きます。そして好きな時に眠ります。核家族である以上、妊娠した妻を労わり、出産したばかりの赤ちゃんの育児にも協力しなければなりません。そんな赤ちゃんに振り回される妻は始終寝不足で、夫の協力が無ければ育児ノイローゼにだってなりかねません。
赤ちゃんのことだけではありません。結婚すると核家族でも必ず嫁姑問題が勃発します。そんな妻の愚痴を聞かされることにもなるのです。それを解決する力も必要です。
妻も母親もどちらの気持ちも立てて上手くやっていかなければ、妻と姑弱い方が一方的に苛められてしまうことになってしまいます。しかも愛する夫や息子の知らない所で陰湿に。
嫁と姑の関係は、愛人と本妻の関係のようなものです。戸籍上妻が本妻ですが、姑が本妻で嫁が愛人のように妻が上手に振舞うことができれば案外上手くいくものです。
今まで自分に優しかった息子が嫁や嫁の家族を大切にするのですから、プライドが許さない所もあるでしょう。そのプライドだけでも保ってあげたら、案外嫁姑は上手くいくのです。そういう「譲る優しさ」を持ち合わせるには精神的に女性も大人になっていなくてはできるものではありません。
夫も、今まで独り暮らしでも実家暮らしでも自由に生活していたのに、キレイにするように、ハミガキコの使い方、シェーバーの置き方等、洗面所の使い方や洗濯物やトイレの使い方まで妻から言われるようになるのです。
「人と一緒に暮らせない」「一人の空間が無いと嫌だ」なんて言っていたら結婚はできません。つまり、結婚するには、精神的なある程度の成長が必要なのです。