どちらが好み？「小悪魔的な女性」と「魔性の女」の特徴とその違い

特別美人ではないのに、愛嬌たっぷりで、何をしても許されるような、場の雰囲気を持って行ってしまうような女性であり、悪気はないのに、その女性に振り回され、思わず男性が尽くさずにはいられないような、可愛らしい女性です。

男性にお願いする時に、ウインクやニコッとするだけで、全てが許されるような雰囲気の女性なのです。振り回される男性は、喜んで振り回されている部分もあるでしょう。彼女の笑顔やウインクを自分に向けて欲しいだけなのかもしれません。一緒にいるだけで、振り回されつつも、楽しくてたまらない女性が「小悪魔的な女性」なのです。

このような女性には才能があります。男性が喜ぶツボを心得ているのです。でも、それは彼女なりの優しさなのではないでしょうか。男性が喜ぶように演じてくれている場合もあります。

小悪魔的な女性は、優しさも持ち合わせているのです。その優しい雰囲気が全てを許せる小悪魔的な雰囲気を作っている所もあります。そして、自分が可愛いことも、男性が喜ぶツボも心得ているのです。

魔性の女性は、美人で色気もあって、不思議な魅力を持っています。小悪魔的な女性の愛嬌的な魅力ではなく、生気を吸い取られてしまう、意思を吸い取られてしまうような魅力です。

小悪魔的な女性のような愛嬌程度の可愛らしいものではありません。人生全てをかけてしまうほどのめり込んでしまうのです。もちろん深い関係にもなり、その体の虜になってしまうような所もあります。心も体も虜にして、自分の思いのままに操ってしまう女性を「魔性の女」と言います。

魔性の女は、男性を骨抜きにしてしまいます。男性の仕事には、女性を忘れ、仕事だけに没頭しなければならない時間が必要なのです。それなのに、仕事も家庭も放ってしまって、理性を失い、本能のままに体も時間もお金もつぎ込んでしまうのです。多くの場合、魔性の女の心をつなぎとめるためにお金を貢いだり、ひどい時は、横領してまでその女性に貢ぐ場合もあります。

しかし、容姿だけが「魔性の女」的で、実はそうでない女性もいます。このような女性は魅力的であるがために、本当に好きな男性を逃すこともあるのです。

「魔性の女」的な容姿を持つ魔性の女ではない実直な女性の中身に気付くのは、容姿の優れていない男性が多いような気がします。自分の容姿にも自信が無いので、心をまず見ます。魔性の女と誤解されている女性の心は孤独です。その孤独を見抜いてくれるのです。

「魔性の女」はハンサムな男性を渡り歩き、他人の彼を奪うと興味がなくなる等、一人の男性では落ち着きません。そういった意味では孤独かもしれませんが、「心」「愛」「癒し」よりも、心を虜にしてしまうので、家庭を築くことには全く向きません。

しかし、魔性の女のような容姿を持った魔性の女でない女性は、自分の容姿ではなく心を見てくれた男性には心から尽くし大切にしてくれます。

このような女性を見つけられた男性は美人で色気もあって不思議な魅力を持っている女性が自分のために尽くし、自分を癒してくれるのですから、最高に幸せでしょう。

しかし、美しすぎる彼女を持った場合は、初めのうちは心配で落ち着かないでしょうね。そこを乗り越えるのが最大の難関でしょう。