結婚はしたいが交際相手はいない人が急増なら、どうする?
20代から40代の男女に交際相手の有無と結婚願望を質問したアンケートがあった。以前取ったアンケートのリピートアンケートらしく、数年前と対比した結果を公表していたので印象に残った。
異性と付き合ったことがない20代は三割程度、交際相手がいるのは三割、残りの四割は交際経験があるが現在相手はいない、というものだった。未婚者の男性四割、女性の三割が交際経験なしというデータもあった。
美人で性格も良いのに交際経験が無い女子大生が増えていると、若者向けの雑誌で見かけたことがある。草食系男子が増え、男性から言い寄る時代でなくなったとも言われている。男性だけでなく女性にとっても交際経験者が減っているようだ。この現状の原因として挙がっていたのは、次の三点だ。
① 雇用削減で職場での出会いが少なくなった。さらにパーティーに出かける若者が面倒の理由で減ってきた。
② モテなくても良とする環境が作られ、交際相手がいなくても許容されるようになった。
③ 恋愛対象となる魅力的な異性が少なくなった。
そんな状況下でも、大部分の人は結婚願望を持っているようだ。結婚願望を持っている以上、異性との関わり合いを増やしていかざるを得ない。打開していく対応策は自ずと見えてくる。
出会いの場は積極的に参加する
当然のことだが、異性との出会いが少ないなら、積極的に出会う機会に参加していかなければならない。合コン、婚活パーティー、友人女性達との飲み会と、異性と出会う機会は数多くある。それらの機会に出かけていくことが大切だ。
そして出かける以上は、場を楽しむことを忘れてはいけない。交際相手が見つからなくても、次の場で使えるネタは数多く仕入れられる。ただ注意しておきたいのは、モテなくても良という認識は捨てることだ。交際相手ができずに、それを許容してしまえば進歩はない。フラれたなら原因を反省して改善していく努力が必要だ。
魅力的な女性に出会うには魅力的な男性になる
魅力的な女性が少なくなったと嘆く男性も多い。同世代の女性に魅力がなく、年上の女性を選ぶ。そんな恋愛が流行している、と聞く。納得はできるが、ここで考えたいのは『他人は自分の鏡』という言葉だ。
女性達も、魅力のない男性の前では、魅力的に振舞おうとしないだろう。他から見た自分の姿を鏡のように映して他者は振舞う。『いない』と嘆く前に、女性から見た自分の姿を外面と内面の両方から考え、自分を磨いておきたい。