女の子との軽快な会話を実現する、至極簡単な二つのおまじないとは?
草食系男子なる言葉が生まれてからしばらくが経ちますが、世の男性諸氏におかれては女性と話すのが苦手、女の子と話をするのが怖いといった悩みを持つ人がまだまだ多いようです。
合コンでも友達の紹介でも、初対面の女性と話をする時には確かに多少は緊張する事があるかもしれませんが、男の方が緊張してしまっていては、進む話も進まなくなってしまいます。
女性と軽快に会話をするには、たった二つの事に気をつけておけば十分なのですが、どうもその二つの事が男性社会の中ではうまく共有がなされていないようで、いささか残念な気分にもなってしまいます。
男性社会の共有財産とも言える女性と気楽に話をするためのちょっとしたコツ。今日はそのコツについて、ご紹介をしていきたいと思います。
「一カ所」で良いから褒める
合コンなどで隣り合わせになった女の子に、あなたはどのように話しかけるでしょうか?
趣味は?名前は?子供の頃の夢は?最近感動したことは?など、どこかのマニュアル本に載っていそうな話題を切り口に、精一杯脳のCPUを回転させて会話の糸口を探して行くのが常套手段かもしれませんが、残念ながらそんな事では女性の関心を引くことができなくても当然と言わざるを得ません。
あなたが「俺で良いのかな?」「俺なんかと話したいかな?」と不安に思っている以上に、女の子というのは「私で良いのかな?」と不安に思ってしまうものですから、つまらない会話の糸口を探してアクセクするよりも、「I want to talk with you!」という感情を全面に押し出して、全身全霊を注ぎ込んでその子の長所を探すようにして、それを言語化して相手に伝えるようにすれば良いのです。
「目が綺麗ですね」「まつ毛が長くて印象的だ」「癒される声ですね」「透き通るような白い肌ですね」「ここだけの話ですが、この中でダントツに綺麗ですね」
どんな女性にだって一カ所は長所があるはずですし、長所を探すのに苦労しない女性が隣に座ったならば、それはもっとラッキーな事です。
とにかく長所を言語にしてハッキリと相手に伝え、「私はあなたと話がしたいんだ」という意思を明確に示してあげれば、女性の不安感は一掃されて相手からドンドンと話を振ってきてくれるようになるものです。
仮にそれでも興味がなさそうなそぶりをされてもひるまない事です。どんな女性でも褒められて気分を害する人はいませんから、ドンドン褒めて褒めて褒めちぎってしまうようにすれば、いつの間にか心を開いてくれるはずです。
「聞き役」に徹しろ!
私は基本的には無口な方なので、どちらかというと女の人と話をしている方が楽な事が多いです。
そう話をすると、「無口なのに良く女の子と間が持つなあ」と矛盾感いっぱいの質問を投げかけられる事があるのですが、私はここにこそ女の子と会話を弾ませるためのコツが隠されていると考えています。そうです、女性と話をする時には、とにかく聞き役に徹するようにすれば良いのです。
ちょっと堰き止めてあるポイントをつついてあげると、あとは一方的に話をしてくれますから、こちらは聞いているだけで良いのでとても楽。特にそう思い込むようにしていたわけではないのですが、気付くとそうなっている事が多いので、とても気が楽なのです。
この「気が楽」というところがどうやらポイントのようで、とにかく肩の力が抜けているので相手もリラックスをしてドンドンとしゃべってくれるようになります。
とにかく話を聞いてあげる事が女性にとっては何よりの「嬉しいこと」「楽しいこと」なのですから、男同士の小難しい内容ではなくても、時にビックリ、時に深い同意を示すようにして、話を聞いてあげるようにすれば良いわけです。
ここでの更なるポイントは、とにかく頷くことと、時々相手の言った事を復唱してあげること。
ただ「話を聞いておけば良いんだな」と思い込んでしまうと、何となく小馬鹿にしたような態度になってしまって、相手からすると「この人、本当にあたしの話を聞いているの?」といった空気にもなってしまいますから、それではあんばいが余り良くありません。
「そーだねそーだねー」と頷いて、「あー、江ノ島水族館ね、あそこは確かに楽しいよね」と相手の話題のポイントの一部を復唱しながら会話を進める事で、女性というのは嬉しくなって「もういいよ」というまで話をしてくれるようになるものです。
褒めて堰を外してあげて、流れ出てきた水には、時々流れに乗ってあげれば良いだけだと思えれば、初対面の女性であっても気が楽になって変な緊張もしなくなるものです。
知っているだけでは十分ではありませんが、でも知っているのと知らないのとでは、戦術にも天と地ほどの差が出てくるものです。敵の正体がわかったのならば、あとは実戦あるのみですね。次の合コンからでも試してみて下さい。