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相手を選び過ぎていつまでも恋人が出来ない人が不安に思っていること

「この人もいいなぁ」「あの人もいいなぁ」そうしていつまでも恋人が出来ない人は周りに一人ぐらいいるかもしれません。また、一度付き合っても「この人じゃなかった」と自分と合わないから別れる人もいて、そんな中いつも喧嘩してもすぐに仲直りして長年付き合っているラブラブなカップルもいます。

なぜ同じように相手と付き合っている人でも、すぐに別れる人もいれば長く付き合っている人もいるのでしょうか。

なぜ相手を選べないのか?

運命の恋人は本当にいるのか、それが分かる人がいたとしてもそれは何らかの情報が元になっていると思います。なので、情報の選び方によって運命の恋人がいるという人も見つけ方が違うでしょうし、いないという人もそれぞれ違った考えを持っていると思います。

なので、そこに良い悪いや正しい間違っているという判断をするとややこしくなるので、あくまで自分に合ったものを選ぶといいと思います。恋人と付き合って、喧嘩をして心が痛むことがあってもずっと付き合っている人と、ちょっと気にいらないところがあればすぐに別れてしまう人では、それぞれ持っている観念や感情が違います。

相手をいつまでも選べない、選んだとしても違うと思ってすぐに別れてしまう人は、それだけ正しいものを選ばないといけないという不安や、今の自分の生活を変える不安があるかもしれません。

それ以上に恋人はいらないという人、付き合うのが怖いという人は、家族との間で喧嘩や暴力を見たりして、パートナーの付き合いが怖いと感じているかもしれません。そういう仲のパートナーがいても全てが全てそういうわけではありませんし、この人は運命の人じゃないと選んでばかりいたら、それはいつまでも理想の相手が現れないと思います。

なぜなら、その気持ちは相手のものではなく自分のものなので、自分がそのパターンを持っているということは誰と付き合ってもいつかそのパターンが出てくるでしょう。

もちろんそうして色々な人と付き合うのも良い悪いではなくその人の選択なので自由ですが、一人の人と長く信頼を持って付き合っていきたいなら、期待を手放し信頼すること、そして考え方を変えると効果があると思います。

期待と信頼の違いとは?

期待を手放すというのは、期待と失望はセットみたいなもので、誰かに期待するとほぼ必ずといえるほど失望を生みます。なぜなら、期待が期待を生むからで、たとえば相手が浮気しないということを期待してその通りに相手がしてくれたとしても、さらに浮気の範囲を狭める期待が増えるかもしれません。

最初は手をつないだら浮気の約束を守ったら、次は話したら浮気、それもクリアしたら半径3メートル以内にいたら浮気など、どんどん期待が大きくなったらどうでしょうか。それは相手うんぬんより、なぜ自分がそれほどまでに相手に期待しないといけないのかということを考えてみるのもいいかもしれません。

信頼と期待が違うのは、信頼は相手がマイナス、ネガティブに思える状態、状況でも相手を信じていられるかどうかです。期待であればちょっとマイナスなことがあれば失望しますが、信頼はもっと長期の目で、もっと広い範囲で相手を受け入れて信じているので失望を生みません。

そして、こうして欲しいという期待よりこうしてあげたいという気持ちが出てくるのも信頼で、相手がマイナスやネガティブな状態でもずっと信じていられるなら、今の相手の理想ではない状態をサポートしてあげたいと思うかもしれません。期待と信頼は同じように思えますが、それを実際に当てはめるとそれだけの違いがあります。

無いところよりもあるところを見る

そうして相手の期待を持っていたり自分に不安があると、理想の相手が見つからないというより心の底では理想の相手をそもそも見つけようとしていないのかもしれません。ですが、いつまでも探すとなると世界中を見ても異性は30億人、自分のタイプを狭めるともっと少ないでしょうが、その人に会う方法が分からないと思います。

そして、それはないところに意識が向いているので、たとえラッキーで運命の人っぽい人に出会っても、その人のよくないところに目が行くかもしれません。ですが、あまり好みじゃない人と付き合っている人でも、その人の良いところや才能、素晴らしさなどに目が行く人は長続きして愛情を持って付き合えるようです。

そう考えると、今まで出会って仲を深めてきた人を振り返って、限りある出会いに感謝をしてみると、実は自分の大切な人はすでに出会っていたと気付く人もいるかもしれません。今まで出会ってきた人の中で一人選ぶとしたら誰か?という質問を自分にしてみるのも面白いかもしれません。

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