理解する人がいるからこそ人は役に立てる!理解する人に感謝しよう
人は自分の能力が人の役に立つ事を、実は他の人に理解されているからだと気づいていない場合が多いのです。人は人に理解されてこそ能力を発揮しているのです。
理解する人の存在
もしもあなたの仕事が、誰かの役にたっているとしましょう。そして、その人から感謝をされて、その感謝をモチベーションとして、更に使命感を持って仕事をしたとしましょう。
そうすると、仕事の循環がとても良くなる訳です。しかし、それが当たり前の様になっていくと、感覚が麻痺していきます。
人に感謝をされる事で仕事にやり甲斐を見出すという事は素晴らしい事ですが、実は感謝をされるという事は、感謝をしてくれる相手がいるという事が重要なポイントです。
あなたの仕事に対して、その相手はなぜ感謝をしてくれるのでしょうか?それは、あなたの仕事の内容を理解してくれているからです。理解が有るからこそ、その内容に対して恩恵を受ける事が出来、そして、それが感謝の気持ちに繋がるのです。
理解してもられている人に気付こう
しかし、実際に理解してもらえる人がいるという事に気づいていない人が多いのです。それは、そういう人がいる事が当たり前の様になっているからです。
例えばお客様。仕事をして外回りをする中で、当たり前の様に毎日客先に訪問されているかも知れませんが、その客先がいるという事は、本来当たり前では無いのです。
お客様は自分の会社の商品やサービスを支持してくれているので、費用を払って購入して下さるのです。自分の会社を支持して下さると言う事は、会社の仕組み全ての事です。
その商品の企画、開発、製造、品質検査、営業、配達という工程全てが有ってこそ、その商品がお客様のところに届くわけですから、その一連の流れが上手く言っていて、その顧客にとっては、それらの工程のお陰で満足な商品サービスが提供されるからこそ、購入して下さるのです。
その事を当たり前に思わず、自社のファンで有る事に感謝をしなければならないのですが、そういう風になかなか気が付かないものです。お客様が自社を理解してくれているからこそ、感謝が有るのです。
もちろん、お客様自身も、現場担当者はそういう考え方で発注をしていないかも知れません。
意識的にそういう対象として、あなたの会社を見ていないかも知れませんが、少なくとも、貴方の会社に発注する事は自社にメリットが有るからという理由で発注している訳ですので、ちゃんと理解をしているという事になります。
人の役に立つという事は、実はそういう風に理解をしてくれている人がいるから成り立つんだという事を知っておきたいものです。