話が上手になると人生が変わる?楽しみながら出来る話術の鍛え方!
昔からの口ベタだからと諦めていませんか?
どうも自分は口下手で困るとか、もっと話し上手になりたいと思っている人もいるでしょう。でも、これは生まれつきだからどうしようもないと思ってはいませんか?実はこれ、訓練次第で話し上手になれる場合が多いのです。
訓練してまで話し上手になりたくない
話し上手になる為に辛い訓練まではしたくないという人もいらっしゃるかもしれませんが、訓練といっても楽しみながらできますので楽な気持ちで望めるのです。それに、話術が変われば相手の反応も今よりも大きく変わりますので、必然的に人生の方向も変わりやすくなります。
どんな訓練なのか?本当に簡単なのか?
では、一体どんな訓練かといいますと、話が上手い人の話を聞くのです。それも一般人ではなく、それを生業にしているという人の話です。それならテレビでお笑いの番組をよく観ているよという人も多いかもしれませんが、別にギャグや面白い話をマネしましょうと言っているのではありません。そして、そういった分野の人ではなく、落語家という噺家の人達から学びましょうという事です。
本当に訓練になるの?と不安な人へ
落語というものは、歴史も古いだけあってただ人を笑わせればいいというだけではなく、その為の話し方やいわゆる間の取り方というものが非常に優れています。
落語には、いわゆるオチというものがあり、そこまでの描写は全て話しながら時には扇子などの小道具も使いますが、漫才やコントといったものとはまた違います。
それに、落語家というものは落語をする場合は常に自分独り対お客さんなので、話術を勉強するにはもってこいなのです。
なぜ訓練になるのか?具体的な方法とは
落語から具体的にどのような事を学ぶかというと、話の進め方や話の中での間の取り方、表現方法や言葉の種類などそれはもう宝の宝庫と言っても過言ではありません。
そして、それらが上達するコツというものの1つに、自分が気に入った落語家を見つけるという事があります。好きこそ物の上手なれという言葉がありますが、好きになった落語家の落語の方が自然と自分の身にもつきやすいですし、何よりも楽しさが違います。
人間、好きなものには夢中になりやすいですし、また夢中になる事は繰り返し何度もが苦痛になりませんので自然に覚えてしまうものです。そして今回は、この落語を利用しようという方法なのです。
まだまだレベルアップできる要素もあるのです
しかも落語というものは、聞き上手になれるという要素も持っているのです。1つの落語の話の中には、複数の登場人物が現れる事が常ですので、相手の話を聞くという頷き方なども沢山出てきます。
話し上手は聞き上手という言葉があるように、話術の中でも重要な相手の話の上手い聞き方というものまで勉強になるのです。このコツが分かるともう1つ上のランクともいえる、相手がして欲しい質問というものも自然と分かるようになる場合が多いのです。
お金を最小限に抑えたいという人へ
しかし、寄席に行く時間も無いし、また時間があったとしても近くに寄席が無いという人もいらっしゃるかと思いますが、別に寄席に行かなければ落語が聴けないという事はありません。
今ですと、有り難いことにインターネットの普及で、ネットを通して落語が聴けますし、または落語のテープやCDなどを貸し出してくれる図書館もありますが、これは各地域の図書館によって差があるようです。
諦めない為に元気が出る事を最後に
本当に落語で話術が鍛えられるのかな?と思う人もいらっしゃるでしょう。ちなみに、私の好きな落語家は三代目の三遊亭 圓歌ですが、この御方は吃音(どもり)者であった為に、どうしても吃音を治したいという理由で厳しい落語界へ入り、落語協会の会長にまでなられた御方です。
皆様には落語家になれとは申しませんので、どうか気楽に楽しんで学んで頂けたらと願う次第であります。