「何だか運が上向きになって来た!」そのとき思いは何処へ~後編~
女性の気持ちの軸が折れる時
姑が私の年齢のことで嫌がらせを言うのは、息子の嫁に対する夢を打ち砕かれ多少イライラするのはわかります。でも、だったら世話にならなければいいのにとも思うのです。利用する所はどこまでも利用し、私の両親へのわがまま、失礼には我慢の限界を越えます。
10月の法事に、兄がついに実力行使に出ました。ついに私の家族を親戚と認めることをやめたようです。夫婦なら出席させないというのです。子供の頃から可愛がってくれた大好きな祖父の法事です。私は夫の家の嫁です。この兄夫婦の決断にはストレスで夜眠れなくなりました。
今、家を継いでいるのは兄夫婦です。年老いた両親は一切口を出しません。今までかばってくれていた父も何も言わず兄の好きにさせているということは、父もついに怒ったということです。
姑の態度を何とかして欲しくて夫にお願いしましたが、「相手にするな!言ってもわからないから」と逃げてばかりで何もしません。夫が姑を無視すれば、姑の怒りが私に来ることがわかっているはずなのにあり得ません。ついに夫婦の危機になるほどの大喧嘩に発展しました。
そして今朝、私は持病の心臓発作が出て気を失ってしまいました。ストレスが大敵なのです。病院に連れて行くことも無く、ベッドに寝かせて放置されました。
気が付いた時、独りベッドに寝かせられている自分、真っ白い天井と壁、何だかすごい孤独を感じました。会社は大切ですが、悲しい気がしました。そして姑からは「いつまで寝てるの!」と叱られました。この家に私の味方はいないことを実感しました。
心を込めて接していればいつか通じると頑張ってきましたが、どうやら利用されていただけのように最近思います。別れることができるように運気が向上してきたのかもしれません。
もう離婚して自由になろうかとも思います。今まで良く我慢してきたとも思います。もう表面的な安泰だけを見て暮らしていくのは間違っているようにも思います。心の通じない人に尽くしても仕方ないことも。夫も私の心は関係ないようです。
「こんな奴要らない」「この人は私の味方ではない」そう思った時女性は離婚を決意するのです。でも、まだ迷っています。しばらく様子を覗っていようと思います。どういう行動に出るか、このまま何もしなければその時が決断の時だと思います。
「運命の和」は人生の分かれ道です。運気上昇中の今こそ自分から行動を起こすのではなく、成り行きを見守って決断する時なのだと思います。お人好しの私は、夫の両親と夫に、今まで心を込めて一緒に暮らしてきた気持ちが通じると良いなと願うような気持ちもあるのです。しかし、現実を受け止める覚悟をしたのも事実です。