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中古車を経済的で快適な乗り物にするための選び方とお店選びを!

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自動車を新車で購入するよりも、中古車として購入した方が経済的で長く乗っていくことができる場合もあります。もちろん、新車と比べれば確実に早く壊れますが、購入価格を考えると、トータルでお得な場合もあります。しかし、良い中古車を選んでいかなければ損をするところでもあります。

中古車選びは慎重に!

中古車を快適で安い乗り物にするかどうかは、中古車の選び方にかかっていると言っても過言ではないでしょう。自動車は精密機械ですから、確実に壊れます。そして、新車よりも中古車の方が壊れるのが早いのは言うまでもありません。新しい部品やパーツで構成された車なのか、すでに色々なところを走っていて消耗しているかの違いでもあります。

中古車をお得に購入できるか否かは、その車の価格と長く乗れるかどうかの比率です。たとえ10万円で車を購入できたとしても、それが3ヶ月で壊れてしまっては損です。30万円で1年乗れた方がお得ですし、これは極端な例ですが、よりもっと長く快適に乗れた方がお得なのです。

中古車の購入には下調べを必ずして、お店に足を運ぶことも大切になります。現在ではネットもかなり便利に利用できて、ネットで安く車を購入できる時代ですが、経験者ならともかく、初めての中古車選びでネットを利用するのは自殺行為です。まずはその値段や年式の車の状態を、店頭に並べられている車で直接確認することが大切ですし、もっといえば、まずはインターネットで下調べをすることができます。

中古車の価格を決めているのは?

では、中古車の価格を決めているポイントはどこにあるのでしょうか?中古車で同じ車種であっても、ネットで調べてみるとピンからキリまで存在し、様々な価格で売られていることがわかります。

たとえば軽自動車でも100万円前後で売られている中古車から10万円前後で売られている中古車まであるのです。これらの違いはどこにあるのでしょうか?まず、中古車の価格の大きなポイントは、年式と走行距離になります。自動車は精密機械ですから、古くなればなるほど、走れば走るほど壊れやすくなっていきます。

また、それに比例した外観や車内の状態なども価格に反映されます。室内のシートがすごく汚れていたり穴が空いていたり、または臭いがあったりすると同等車種よりも安くなることが多く、このあたりはネットの画像では確認できません。

修復歴もとても大切なポイントとなり、自動車が過去に大きな事故やその修復をおこなっているかどうかがわかります。修復歴のある車は他のものよりも寿命が縮まっていることが多いため、安く取引されます。

また、単純に需要と供給のバランスによっても、その車種が安く販売されることになります。新車で一時期多く出回ったものの、すぐに中古として売られてしまって市場に多くの在庫がある車種などは安く購入できます。

格安よりも保証付きの車を選びたい!

ここで大切なのは、中古車は消耗品であり精密機械ですから、必ずいつかは壊れて動かなくなってしまうという点です。考えてもみてください。精密機械が雨風にさらされて人間や荷物を載せて高速で走っているのですから、むしろ何年も乗り回すことができている方がすごいと考えるべきなのです。

そして、中古車の寿命が早いのか遅いのかによってお得度も変わってくるということになります。自動車は安い買い物ではありませんから、中古車の中でもなるべく安く購入したいのが本音ですが、安い車種は古くていつ壊れてもおかしくないものも多く存在します。中古車の購入に大切なのは、格安のものであっても保障やサポートがしっかりとついたものを選ぶことです。

現在では多くの中古車販売店に保障やサポートがつけられていますが、大抵は有料で、しかも古くて安い車種にはつけられないことも多いものです。いかに安い本体価格でしっかりとした保障やサポートをつけていくかも大切なポイントとなるのです。

3年保障がつけられれば、とりあえずは文句はないでしょう。中には1ヶ月保障というものもあり、これは初期不良を除いて基本的に無保証だと考えるべきです。3年間の保証を付けてくれるところは、それなりに安い中古車でもしっかりと面倒を見て責任を持って売ってくれるということですので、おすすめです。

タイミングベルトとは?

多少本体価格に色々な価格が上乗せされることにはなりますが、こうした保障やサポートの有無は中古車にとって大切です。そして、中古車を検索したり確認していると「タイミングベルト交換済み」という表記や「タイベル済み」などの記載を見かけることがあります。これはいったい何なのでしょうか?

タイミングベルトとは、自動車のエンジンを駆動させるのに必要なゴム?製のベルトのことです。これがないと車が動かないのですが、古くなってくると消耗して切れてしまうことが多くなります。基本的には10万kmをメドに交換が必要となっていますが、大抵の場合は7~8万km前後で切れる人は切れるようです。

「タイミングベルト交換済み」とは、このベルトを新しいものに交換していますよという合図です。タイミングベルトが切れてしまうとエンジンの動力を車に伝えることができなくなってしまい、エンジンが空回りして焼き切れてしまったり、車自体が動かなくなってしまうので注意が必要です。

また、近年の自動車ではタイミングベルトではなく、タイミングチェーン製のものもあるようです。もともとチェーン式が主流だったのですが効率が悪く不具合も多いためベルト式となりましたが、現在ではチェーンの改良も進んで再びチェーン式を採用している車種も存在し、こちらの方が長持ちします。

お店選びのポイントと重要性!

最後になりましたが、中古車を購入する上で保障やサポートはとても重要になります。しかし、これらの保障もなんとでも逃げようがあります。本当に困った時にしっかりとした保障が受けられるかどうかも大切ですし、そもそもふたを開けてみたらとんでもない中古車を買わされていたということだけはないようにしなければいけません。中古車選びは、信頼のできるお店で購入することが大切です。

いくら保証がついていても、修復歴や走行距離を偽って販売されていてはすぐに壊れてしまうことは間違いないでしょう。保障にも条件があったり、全てを無料でサポートしてくれるわけではありませんから、しっかりと信頼のできるお店で信頼のできる車を購入するのが最低条件になります。

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