通勤中に読むべき本とは?今日も仕事が頑張れる1冊!
皆さん、朝早くからのご出勤、本当にお疲れさまです。日々眠たいのにもかかわらず、満員電車に揺られて身も心もかなりお疲れではないでしょうか?
今回は、そんな皆さんに是非とも読んでいただきたい本を紹介致します!「あー、今日も仕事かー」と気が重くなる通勤時間にサクッと読んで、気持ちがアガる本を筆者が激選しました。参考にしていただけると幸いです!
勇気と笑いをくれる本
通勤中、昨日の仕事の失敗にヘコみ、「あー、職場に行きたくねーなー!」と嘆いている方にオススメなのが、松尾スズキ氏の「大人失格―子供に生まれてスミマセン」です。
劇団『大人計画』の主宰で、俳優・演出家・脚本家・映画監督と多彩な松尾さんは、コラムニストという一面も持っています。タイトル通り、自身を「大人失格」と評する松尾さんの文章には、底はかとなく「ダメな大人」を笑って肯定する精神が通っています。それだけでなく、とにかくおもしろい。電車で読んだら、思わず笑ってしまうお話が満載なのです。
仕事の失敗でヘコんでいる方が読んだら、「そうだよな、完璧な人間なんていないんだからな!」と勇気づけられ、さらに、「くだらねーなー!!」とクスクスと笑えることを保証します。
人は単純なもので、一度笑うと気分が高揚し、今まで悩んでいた諸事が脳から吹っ飛ぶようです。かく言う筆者の私も、何度この本に助けられたでしょうか。仕事が行き詰まった時、上司にこっぴどく叱られた時、気が滅入った時にこそ、この本が救ってくれました。
メリハリつけて、勢い良く出社する方法
そして、この本はもうひとつ、あることを教えてくれます。それは、「どんな人の生活でもおもしろくなるよ」という、つまらない人生をも楽しくしてくれる魔法のメッセージです。
家、仕事、家、仕事とプライベートの時間をとれない忙しい方々も読者の中にたくさんいらっしゃると思います。「どうやって息抜きをしたら良いのか?」「楽しい時間はどうやったら作れるの?」という問いの答えがこの本には隠れています。
その答えとは、おもしろい時間は自分で作りましょう!というもの。では、どうやって自分で作れば良いのでしょう。松尾さんの人間観察力がヒントです。皆さんの生活圏内に必ずいらっしゃるおもしろい人間。彼らを見つけ、そして密かに楽しむことが、あなたの息抜きとなり楽しい時間であることを「大人失格」は教えてくれます。
日々の生活に潜んでいるおもしろい人物を見つけることこそが最高の暇つぶしにもなり、また、最高のくだらなさだと筆者は思います。くだらない時間を設けることで生活にメリハリがつき、仕事への勢いがつくでしょう。是非ともこの本を通勤中に読んで、勢い良く会社に出社できることを願っております。