自分にとって都合の良い人ばかりと付き合うメリットデメリット

都合の良い人は人それぞれ違い、ある人にとっては都合の良い人もある人にとっては都合の悪い人にもなり、その違いはどこにあるのでしょうか？

振り返ってみると、自分の受け入れやすい人、都合の良い人というのは自分と似てる人ではないでしょうか？自分が体験して受け入れている自分と同じような人ではないでしょうか？

例えば、自分がほんわかして平和主義のような人であれば、自分の友達もほんわかして平和主義の人が多いかもしれません。

そんな中、イライラしていつも愚痴ばかり話す人がいたら普段からほんわかしてるのに余計ほんわかして何も考えられなくなると、イライラしている人を余計イライラさせてしまい、どちらも居心地が悪く感じるかもしれません。

その逆も同じで、自分が普段から生活も家庭も仕事もコントロールしたいタイプなら、どこかでイライラしたりして、自分と同じく頑張ってコントロールしている人と愚痴を話しているのが自分と同じタイプで居心地がよく感じるかもしれません。

そんなところにほんわかして何も考えていないような人が入ってきたら余計イライラして攻撃したくなるかもしれません。

このどちらも自分と似ているタイプで、もしくは自分が経験した自分で受け入れている自分というのも居心地よく感じます。

例えば、元ヤンキーで暴力を振るっていた人が落ち着いて優しい人になった後、知り合いにヤンキーがいたら普通の人は怖がったりおどおどしたりするかもしれませんが、その人は一度経験して受け入れているのでその人の気持ちが分かったりします。

ですが、ヤンキーをやっていたのにやめないといけない状況、例えばヤンキーでいることが自分にとって最大の痛みになる時、ヤンキーをやめますが、そのヤンキーだった自分を受け入れられない人がヤンキーを見たら受け入れられない自分を他人に見るので怒りや悲しみが湧いてくるかもしれません。

そうやって見てみると、都合の良い人悪い人がなぜ自分にとってそうなっているのかが分かりますし、今から幅を広げていくこと、受け入れられなかった人を受け入れられるようになることも出来るでしょう。

自分にとって都合の良い人と付き合うと、やはり自分と同じ、自分が受け入れられる人なので居心地がよく話もあい、いつまでも一緒にいられると感じると思います。

自分の悩みも聞いてくれたり相手の悩みも聞いてどんどん仲が深まっていくことで、その人とずっといたいと感じるかもしれません。

中にはずっと仲がよかったのに急に仲が悪くなったり、それからずっと話さない人もいれば仲良くなってもっと仲が深まる人もいるでしょう。

人は感情がベースにあり、その感情もずっと安定しているわけではなくポジティブとネガティブを行き来しているので、何かの出来事やタイミングによって相手と気持ちがすれ違う時があります。

ですが、自分と同じ経験をしたり受け入れられる人はちょっとしたすれ違いがあっても居心地がいい、分かりあえる時間が長いほどまた元の仲に戻ることが多いと思います。

そうして気持ちが通じ合う人と付き合うことでありのままの自分でいられると感じたり受け入れられている、分かりあえる喜びを感じあえるメリットがあります。

ですが、そこだけにいると自分が受け入れられない人と付き合わず人間的な幅を広げられないデメリットもあるかもしれません。

社会に出ると嫌でも色々な人と付き合って色々な感情を持ちますが、逆に社会に出る必要がない人は人と会うのも億劫になり人と会うのが怖いと感じると、自分が自由に行動出来る範囲が狭くなります。

そして、自分が苦手だと思う人は自分が感じていない感情、こうなれるという自分の可能性を教えてくれている人ともいえ、そういう人と時間を過ごして分かりあえることが出来ればより色々な人が自分にとって都合の良い人、付き合いやすい人に変わるでしょう。

長い人生、どう生きるかはひとそれぞれ違いますが、付き合いやすい人のタイプが増えるとそれだけ人生も楽しくなるかもしれません。