長時間のデスクワークでパンパンになった手のむくみに効くマッサージ
手が重くて動かない……それってむくみのせい!?
仕事で長時間デスクに向かってパソコンを叩くのはもはや普通になっています。でも、作業の途中からなんだかタッチミスが多くなってきた、なんて経験ありませんか?それはむくみのせいなんです。むくみの解消には身体を動かし、リンパの流れをよくしてあげることが重要です。
手を動かしているとはいえ、デスクに向かっているときは同じ姿勢を長時間続けていることがほとんどです。エコノミー症候群、とまでは言いませんが、それに近い状態で血液の流れが滞っている可能性すらあります。
また、手の感覚が鈍ってくると正常に指を動かすことができず、通常ならば10分で終わるパソコンワークに15分ほどかかってしまったりすることもあります。端的に言ってしまえば時間の無駄、ということですよね。
そもそもむくみってなに?
むくみとは身体の水分が一か所に滞ってしまっていることです。むくみ、というと女性の口から聞くことが多いものですが、決して女性特有の症状ではありません。一日働いて靴下を脱いだら跡がしっかり付いていた、というのも、お酒を飲んだ翌日に顔がパンパンになっているのもむくみのもたらす症状です。
女性や既婚者の方ならば指輪がきつい、などで自覚症状があるものですが、それ以外の方ですと手のむくみは意外なほどに無自覚なもの。なんだか手のあたりが重いと思ったらまずはむくみの可能性を疑った方がよいでしょう。
そこで、手のむくみを診断するのに簡単な方法をご紹介します。まず力を入れずに手を上に向けてみてください。正常な状態ならばじゃんけんのパーのように開いているはずです。しかし、むくんでいる状態ですと、開くことを拒むように内側に丸まってしまうのです。
むくみ撃退!簡単にできるマッサージ
ご説明した通り、むくみとは水分が溜まってしまっている状態です。つまり、水分を流してやれば解消される、という単純な方程式が成り立ちます。まず、手を天井に向けて上げましょう。その状態で手をブルブルと振ります。しばらくやっていると血の流れが肩に向けてすーっと降りてくることを実感できるはずです。
手の平を確認してみてください。さっきまで内側に向いてしまっていた指が正常に戻っていませんか?この状態になれば占めたもの。キータッチは先程までとは比べものにならないくらい速くなめらかになっていることが実感できるはずです。
痛いけれど効果てきめん!ツボの三陰交
手のみならずむくみ全般に効くツボとして三陰交という場所があります。これは足の内くるぶしから指三本分上にあるツボなのですが、身体の水分の流れを正常にしてくれる働きがあるツボなんですね。
マッサージのコツとしては、絶対に強くは押さないこと。このツボはむくみのみならず、様々な症状にも効果があるツボなので、その痛さは他のツボとは比較になりません。バツゲームとして押されるレベルの痛さなので、マッサージは優しく行ってくださいね!
自己管理をしっかりして作業効率アップ!
効率よく仕事を進めるためにも、セルフメンテナンスは必須です。なんだかいつもよりメールを打つのにも時間がかかる、と思ったらそれはむくみのせいかもしれません。時間は限りあるものなので、できることなら有効に使いたいもの。
仕事でパソコンを使うことはもはや必須ですので、タイピングの速度が一日の仕事量を決定すると言っても言い過ぎではありません。むくみを解消してガンガンと効率よく仕事に向き合いましょう!