忙しい人でも大丈夫!小さな「オフ」を使いこなしてリフレッシュ
人によって毎日の忙しさは異なります。日々目が回るような忙しさの中で働いているという精力的なビジネスマンや、仕事柄24時間仕事と関係していると言っても差し支えのない方にとって、いかに時間を掛けずに体や脳を休めてリフレッシュするのかというのは非常に大切なことです。
常に頭をフル回転させておいても働くことができるのはマンガやドラマの中のキャラクターだけですので、生きている以上どこかで休息を取らねばなりません。忙しすぎて満足に休む暇がないという方でも使える、小さな「オフ」で脳や体をリフレッシュする方法をお伝えいたします。
昼の間に仮眠を取る
脳の休息にも肉体的な疲労にも、最も効果的な回復手段というのは間違いなく睡眠を取ることにほかなりません。人は眠っている間に体を休め、脳の中で記憶の整理などを行ないます。
しかし忙しい人は睡眠時間が足りていないこともありますし、十分に睡眠を取っていたとしても、長時間仕事をし続けるというのは厳しいものですよね。
そこで、昼食を取るような時間帯に、ランチタイムに合わせて仮眠を取るようにしましょう。仮眠といっても、数時間も眠る訳ではありません。15分で良いので居眠りをするのです。
仮眠を取る時のコツは、15分から30分程度の時間で必ず目覚めること、そして例え寝付けなくても目を閉じて頭を空っぽにして休むということなのです。短時間の居眠りというのは熟睡になりますので、数時間分横になるのと同じくらいの疲労回復効果を持っています。
短い時間の仮眠を取るだけで、午前中酷使した脳の疲れの大部分をリセット出来るのです。目を閉じて何も考えないようにしているだけでも、外界からの情報をシャットダウンすることで脳が休息状態になります。
数十分目を開けて椅子に座ったままくつろいでいるよりも、効率よく元気を取り戻すことが出来るのです。仮眠を取れば眠気も覚めますので、夜遅くまでであっても元気に働くことが出来ます。一日に一度、昼時の仮眠は忙しい方にこそオススメの方法です。
気分を落ち着け、リラックスする瞬間を作る
どんな仕事であっても、ずっと集中力や緊張感を保っておかなければならない訳ではありません。短いスパンでのスケジュールに従って働いているような忙しい人は、ほんの少しで良いので、仕事中もリラックスすることを覚えましょう。
仕事中であっても気が緩んでいて良い瞬間というのはあります。いつでもピリピリしているより、緊張の糸を意識して緩めてあげることで、疲れは緩和出来るのです。
もちろん誰しもがすぐに出来ることではありませんので、毎日の仕事の中で実践し身に付ける必要があります。コツとしては、意識して何も考えないようにし、そして気分を落ち着けるイメージを持つことが重要です。
受け取った情報に大して何か思考を働かせようとすると、それだけで脳は休まずに活動してしまいます。考えながら休むことは出来ませんので、思考を一時的に止め、ふとした瞬間に意識の空白を作りましょう。
気分を落ち着けるイメージというのは、ほんの少し休むことが出来るタイミングを逃さないように、自分なりに条件反射を設定しましょうということです。例えば一日の終わり、たっぷりお湯を張った浴槽で寛いでいるイメージをトリガーにしてみましょう。
そのイメージを思い浮かべながら意識や気分を落ち着けるように何度もしていると、その内休もうと思った時はお風呂のイメージを思い浮かべるだけですぐに心をリラックスモードに切り替えることが出来るようになります。
イメージを利用することで、つい仕事のことについて考えてしまう難しい思考を断ち切ることが出来ますので、一瞬でも休むことが出来るのです。
深呼吸をし、軽いストレッチを行なう
深呼吸をするというのは、気持ちのリセットになるだけではなく脳にとっても非常に有益なことなのです。意識して脳に大量の酸素を運ぶことになりますのでその分眠気や疲れから解放されるという効果を持っています。
また、深呼吸であれば椅子に座ったままでも、歩きながらでも、会議中でもいつでもどこでも手軽に行なうことが出来るのがオススメです。積極的に脳に酸素を運んであげることで、思考をクリアに保ちましょう。
軽いストレッチに関しても同様です。特にデスクワークの多い方は長時間同じ姿勢を取り続けることになってしまいます。姿勢が凝り固まっていると全身の血流が悪くなり、その分肉体的には疲労が溜まりやすくなりますし、脳の働きも活発でなくなってしまいます。
適度に数十秒程度のストレッチを行なうことによって体をほぐし、血流を良くしていれば肩がこったりといったことを防ぐことが出来るのです。また、忙しい人は意識して休憩時間を作らない限り中々休憩出来ません。
仕事の区切りや意識の節目にストレッチを取り入れることで、効率良く思考や体を休めることが出来るようになるのです。