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他人と自分を比べない生き方!他人を自分の物差しにすることのデメリット

他人と比べて自分の位置を把握したり、他人を物差しにしたりしてしまう人が多いようですが、自分の内面から出る基準で生きる方が楽しいのです。とらわれない生き方をしましょう。

何かと比べたりしていませんか?

人はついつい誰かと何かを比べたがります。自分はあの人よりも要領が良いとか、あの人よりも物を持っているとか、あの人よりも成績が良いとか、そうやって自分の身の回りの人を基準にして、自分の位置を測ろうとします。

しかし、幸せの基準は他の人と比べて測れるようなものではありません。
幸せは外的要因よりも、内面から出てくるものだからです。それでも人は自分の幸せ度合いまでも人と比べようとします。

あの人よりも大きな家に住んでいるとか、あの人よりも自由に使えるお金があるとか、あの人よりも美人と結婚をしたとか。

モノでもコトでもなく、自分の中からにじみ出る感覚が幸せということをついつい忘れてしまうようです。

「比べる」ということは、上にも下にも際限がありません。自分よりも下の基準で比べて安心していては成長が出来ません。

例えば、営業成績が自分よりも低い人を見て安心していても仕方がありませんし、自分よりも自信を持っていない人を見て、それで安心しても意味がありません。

逆に、自分よりも営業成績がいい人を見て悔しい思いをしていても、もっと視野を広げれば、世の中にはもっと沢山のスゴイ人がいます。

そういう自分の身の回りの狭い世界で比べごとをしたところで、世間を分かっていないだけのことなのです。

上には上がいますし、下には下がいるという、たったこれだけの価値のことにしかなりません。それよりも、自分の真実と向き合うべきなのです。

比べることの弊害

人と色々なことを比べ続けていると様々な弊害が生まれます。
例えば、友人が大きなテレビを購入したとします。それを羨ましく思ってもっと大きなテレビを購入したところで、テレビを見ている時にサイズまで気にしませんよね?

自分がその番組を楽しめるかどうかがテレビを見る時の意味なのですが、大きなテレビを持っているというステータスで購入しては、お金の無駄づかいとしか言いようがありません。

また、そのお金に関しても、誰かよりも沢山お金を持っていることに優越感を感じても仕方がありません。お金はあの世に持っていける訳ではありませんので、必要な分だけあればそれで十分なのです。

お金の多い少ないということや、貯金の量に囚われるよりも、お金では得られない価値を知ることや、金額に関係なく自分の欲しいものややりたいことを知るということの方が大切です。

大抵は物自体よりも、その時に得られる感情を欲しているはずです。その感情を満たすことさえ出来れば、その物自体はあまり意味をなしません。

服が欲しくて高価な服を購入しても、5年後にその服は必要ないかもしれません。

その時に服を買って満足した感情を満たすことが大切なんだと知りましょう。

比べれば比べるほど、感情を満たす方法が、お金やモノがなければ出来なくなってしまうという弊害が生まれます。

自分の内面から出て来る基準を大切に

そう考えると、人と何かを比べたりしても意味がないことに気付いていただけるでしょう。

要するに自分の内面から出てくる感情を満たせばいいのですから、周りは関係ありません。
基準は自分の中にあるのです。

自分が欲している感情、自分がやりたいと思っている動機につながる感情という風に、その根本にある感情を大切にし、その感情を満たせることに、クリエイティブになればいいだけのことなのです。

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