他人から恨まれないために普段から心がけておくべき3つの対処法
今日はふと、私は今までの人生で何度他人に恨まれた事があるだろうかと、なぜか考えていました。もちろん気づいているだけで、なので実際はもっといるでしょう。人間は間違いと失敗を繰り返し成長していく愚かな生き物です。
何故人々に恨まれるような愚かな行為をしてしまったのだろうと考えるよりも、何故それは起こり、次に同じ間違いをしないためにはどうすればいいだろうと考えるべきでしょう。
後悔しても過去は絶対に変えられませんから、彼等から教えてもらった教訓を次につなげられれば、新しく出会う人を不快な気持ちにさせる事はなくなるので、彼等も報われるというワタクシ式大還元術です(笑)
この場合の大は、大きいという意味ではなく、大雑把の大です。適当に出来る限り返せばいいのです(笑)人から与えられた恩や奪った大切なものなど、返そうと思ったら一生かかっても返せるものではありません。なので、始めから求めない。
出来る限り精一杯やる。それでいいのではないでしょうか。今回は他人から恨まれないためのテクニックを私の人生経験からお伝えしましょう。
1:どのような状況でも他人を否定・批難しない
人間は、すべての人間が自分が正しいと思っていて、アインシュタインも言及されていますが、すべての人間が自らの宇宙論を持っており、すべての人間が正しいといえます。つまり否定や批難する事は争いを起こすだけであり、意味はない事だと知りましょう。
人にはそれぞれ自分が誇るものだったり、大切にするものがあります。それが友達だったり、家族だったり、恋人、肩書き、資格、経験、思い出だったり、人によってそれは様々なのですが、それを否定されると、自尊心が傷つけられと思い、その反応として攻撃されます。
なので相手の事を不快に思ったとしても、嫌味な事を言われたとしても、やられたからやり返すというような行為に出るのではなく、自分の中で消化するかそれを流す方法を考えましょう。武力には武力を、報復には報復をという事をやっていたら、終わりはありません。
逆に言えば、相手が誇らしく思っている事を褒めてあげたり、認めてあげると相手と仲良くなりやすく、恨まれる可能性もほぼなくなります。過剰に褒める必要はなく、一言一言気持ちを込めて認めているという気持ちを伝えてあげるのです。
そうする事で、相手はあなたに心を開き、関係も深まるはずです。恨むというのは、嫌悪感の最果てにある感情です。一度恨まれてしまうと、関係を再構築する事は難しいでしょう。なので、自分を大切に思うのと同様に、他人にも一言一言、大切に言葉をかけてあげてください。
逆に一度好かれて関係が構築出来れば、ちょっとやそっとの事では、恨まれるような関係になる事はありません。
2:相手の自尊心を傷つけずに断る
遊びに誘って断られたら、1、2回なら普通にある事ですが、何度も断られ続けると相手の自尊心が傷つき、もう誘われなくなるでしょうし、酷い人になると何様だと中傷に発展する人もいるでしょう。なので相手に誘われた時、相手を傷つけないように丁寧に上手に断る必要があります。
これは習得すべきテクニックです。私の友人で断り方がとてもうまい人がいます。彼は私との電話の途中で何か用事が入り、電話を切らないといけなくなると「すいません、とてもあなたと話したいし、また時間がある時に話せたら嬉しく思います」という気持ちを丁寧に伝えて電話を切ります。
それが本心かどうかは彼にしか分かりませんが、気持ちを害さない断り方としては5点満点と言えるでしょう。また話したいなと思わせるからです。そしてこちらも気持ちよく切る事が出来ます。また、何かの話を持ちかけた時(例えばこれ一緒にやってみない?)、彼は必ず否定はしません。
それいいですね!と肯定した上で、結論を出さずやんわり遠回しに断る方法をとります。例えば、それをやりたくなかったとしたら「僕はそういうのはちょっと苦手で・・・」という表現をします。それやりたくないからやらないという表現は絶対にしません。
こうする事で相手を傷つけずに、嫌われずに断る事が可能です。こういう人を見ているとやはり友人は多く、たくさんの人に好かれています。評価もとても高いですね。恨みなどとは無縁のように見えますし、実際に本人に聞いてみても、人と衝突した事はほとんどないそうです。
3:苦手な人とは衝突が起きない距離を保つ
どんな人にも苦手な人というのは存在しますし、苦手意識などもあるでしょう。学校の先生でも、この子なんか嫌だなという生徒が30~40人いたら何人か入るそうです。先生も人間なので、こういった事は仕方がないというか、生理的に受け付けないというのは仕方ないです。あなたにもいるでしょう。
こういう人と仲良くなるケースはとても低く、無理に仲良くなろうとか、理解してあげようとすると衝突が起きてしまうので、無理に近づかず、一定の距離を保ち続けるのがベストです。挨拶くらいなら問題はありませんが、共同で何かをしたりするのは危険でしょうね。
人間関係をうまくやっている人達というのは、うまいバランスを保ちながら、有害な人間を適度に切りながら人付き合いを楽しんでいます。そうやって距離を保つ事で、恨まれる可能性を根絶しているわけです。この3つのアイデアを使い、平和な人間関係を築いていってくださいね^^