悩んだとき思い出したい「タモリ」の言葉たち!
みなさん、日々の生活を送っていてどうしても悩みを抱いてしまうときがあると思います。そんな時は、しっかり悩んで下さい。そして、それでも悩みが解決しない場合は、あの人の言葉を思い出してみて下さい。そう、あの人とは、タモリこと、森田一義氏です。
タモリさんの力の抜けた絶妙な言葉は、悩めるあなたの心を解きほぐしてくれるはずです。今回は、そんなタモリさんの名言とも言える言葉を紹介します。
過去を振り返り、楽しむ
「前を向いて歩いてたって、つまんないよ。後ろを振り返ったほうが『あれが楽しかった』って楽しいよ」
人間は、とかく「前向きに生きよう!」とか「ポジティブに考えよう!」と自分を鼓舞して生きるものです。確かに、前向きに物事を考えて生活することは必要かもしれません。しかし、ポジティブ至上主義に縛られすぎると、夢や目標に捉われすぎてしまい、自分を苦しめてしまうこともあります。
仕事で目標を掲げ、ノルマ達成のために四苦八苦して働くことも素晴らしいことです。しかし、ノルマばかり気にしていては心が苦しくなってしまいます。そんな時は、タモリさんが言う様に、後ろを振り返り、楽しかった過去を愛でてやるのも良いのかもしれません。飄々と日本のお昼を盛り上げているタモリさんだからこその言葉だと思います。
王道こそ、一番の近道
「やっぱり近道はないよ。真ん中の王道が近道なんだよ」
子供でも社会人でも、夢を持ちます。その夢を叶えるために、人は様々な努力や切磋琢磨、あるいはズルをすることがあります。道半ばで夢を諦めることもあるでしょう。夢が叶うまでの道のりは非常に長いものです。
夢を現実にするためには、様々な方法があり、誰しも近道を探してしまいます。人から「邪道」だと言われようが、それが近道ならばその道を選ぶでしょう。しかし、その邪道と言われる近道をしても本当にあなたの夢は叶うでしょうか?
今ではテレビ番組の司会業ばかりをしているタモリさんですが、かつてはネタをテレビで披露していました。四カ国語麻雀、形態模写などセンセーショナルなネタはテレビに衝撃を与え、芸能界の地位を築き上げるに至りました。
芸能界デビュー当時のタモリさんは、毎夜芸人や著名人と酒場で集まり、テレビで披露するネタを稽古したと言います。今のタモリさんからは想像もつかないかもしれませんが、芸人としてのネタを日々稽古していたのです。
ネタの稽古が、芸能人としての成功への王道、近道だったのでしょう。そんな経験をしているタモリさんだからこそ、この言葉には説得力があります。みなさんも夢や目標があるならば、近道を探さずに王道を行けば良いのです。そうすれば、おのずとそれが近道となり、夢が叶うはずです。