心でつながる事で、人から大切にされる思考法
わたしは特に愛情を受けずに育ったわけではありませんし、母親からは人並み以上の愛情をもらいながら、育って来たように思いますが、子どもの頃からいつもどこかで、人から大切にされたい・・・そう思って生きて来ました。
わたしのような家庭環境で育った人は少なくないでしょうし、みんな、多かれ少なかれこういう経験はしていると思いますが、わたしは、若い頃はかなりこういう気持ちが強かった子どものだったように思います。
今日は心でつながる事で、人から大切にされる思考法についてお話ししようと思います。どうぞ最後までおつきあいいただき、すばらしい人生を歩まれてくださいね。それでははじめようと思います。
人間関係の基本は、まずは自分から与える事
聖書にある求めよさらば与えられんという言葉が転じて出来た言葉で、与えよさらば与えられんという言葉があります。つまり、与えれば人間の自然な反応として、リターンを返してくれるという事なのですが、これはシンプルに考えてもそうだと思います。
あなたの友人でも恋人でもなんでも良いですが、あなたが好意をよせている人間というのは、みな、例外なくあなたにとって利益がある人間だと思います。
女の子を好きになる事にしたって、あなたは相手の子をかわいいと思った。女性らしくて自分の好みだった。だから好きになった。
これはあなたにとって大きなメリットだったわけです。逆に女性の方もそうです。女性が一目惚れするのは、この人との子どもが欲しいという本能なんだそうです。
そして女性は優秀な遺伝子を欲しがりますから、女性にとって、優秀な男性と性交し子ども作る事は、メリットなわけです。
友達でも例外ではありません。わたしも、仲のいい友達は何人かいますが、わたしは、彼等の人間性にひかれて、友達になりたいと思ったんですよね。
だから、自然と親しくなった。こういう人達だと思うのです。みなさんの友達を見返してみても。なんかしらのメリットがある人なんです。
つまり、これを応用すればいいわけですが、自分が相手に利益を与える事が出来れば、仲良くなる可能性が高い・・・というよりもほぼ100%仲良くなれます。ただ、自分が思う相手が喜ぶ事ではありません。
わたしは以前、孤立している人の面倒を見てあげてくれと頼まれて、わたしのやり方で救ってあげようと頑張っていたのですが、やり方が気に入らなかったらしく、逆恨みされ今度はおまえはどうなんだと影で誹謗中傷されるようになったんです。
2人頼まれて、1人は自分から頼んで来たにも関わらずです。つまりは、ほっといてくれとか、あまりキツく言わないでと言う事だったのでしょう。わたしの言い方にも問題はあったのでしょうが、わたしなりに精一杯やったつもりだったのでショックでしたね。
なので、ここから学んだ事は、ネガティブな事は手を差し伸べない方が良いという事です。いかなる理由があろうと、やるべきではありません。
また、ポジティブな事なら、喜ばれる事が多いので、どんどんやるべきでしょうね。まずは与える。そこからはじめてみましょう。
心と心でつながるとは?
わたしは、心でつながっている友人が数人います。彼等はわたしの事を心から理解しようとしてくれる優しい人達です。人間的にもとても尊敬でき、学ぶ事もたくさんある、とても優秀な人達ばかり。
わたしはいつも思いますが、友人だけには本当に恵まれているなと思います。あと恋人や家族も素敵な人達ですけど(笑)
魂でつながるというのは、きっと上記のような、価値を与えて与えられてを繰り返して行き築かれていった土台に更に組み立てていく家のようなものであって、1日2日で構築出来る関係ではありません。
わたしも30数年生きて来て、本当に心を許せる人は3人だけです。これは家族と恋人をのぞいてです。
この3人なら、もう騙されても別に構わないかなと思えるほどですね。人生では、いろんな出会いがあり、ほとんどは別れて行きます。その中で残った人達というのは、大切にしようなどと思わなくとも、大切にするはずです。あなたにとって大切な存在だからです。
人の心を動かすのは「利益」です。なので、人間は自分にとって利益があるものを、絶対に大切にしますし、大切にしてこなかったといって嘆く必要はわたしはないと思います。あなたが成熟してなかった事もあるでしょうし、たまたまそうゆう人と出会わなかっただけかもしれません。
理由はいくつかあるかもしれませんが、ひとりでもこういう心でつながれる人が出来れば、人生はとても豊かなものになるでしょう。友達が難しいという人は恋人でも良いです。
ただ、恋人だと別れた時に喪失感が大きく、すべてを失ったみたいに思ってしまうので、友達や家族の方が心は安定するかもしれませんね。