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最後に生き残るのは、自分を「小心者だ」とよく知っている人間?~後編~

「のび太」を見極めるには?

小心者のカッコ悪さは表に出ても、誠実さはなかなか表に出ません。小心者の上に卑怯者と結婚したら最悪です。では、どうやって見分けたらいいのでしょうか?

世の中には、「『世の中で一番大切な人』は自分である人」と「『世の中で一番大切な人』は『自分が愛する人』である人」と2種類いるのだそうです。

私は祖父に、「『世の中で一番大切な人』は自分だという男性とは付き合ってはダメだ」と言われたことがあります。そういう男性は最終的に自分を守るために相手を犠牲にすることが多いのだそうです。これは無意識の行動ですから本人を責めるわけにはいかないようです。

では、「どうやって見極めたらいいのか!」ということです。「好きな女性のために~してあげてる」と思うのは「自分が一番」の人です。「好きな女性の幸せを願う」「好きな女性が喜んでいる姿を見たい」と思うのが「自分が愛する人が一番」の人です。

自分が一番の人は、自分が愛されるために見返りを求めて行動に出ます。でも、自分が一番ですから、仕事でも何でも自分が手一杯の時は、愛する人のことは二の次になり、忘れてしまいます。

一方、自分が愛する人が一番の人は、自分が勝手にやっていることですから見返りを求めません。愛する人が喜ぶ姿を見られたら満足なのです。自分は二の次なのですから、自分がどんなに手一杯になっても頭の端には愛する人がいつもいます。窮地に陥った時こそ、愛する人を思い浮かべ、その人に恥じないように力が出るのです。

自ら進んでする行動は無限です。「愛する人を悲しませない」それだけのために無限の力が出るのです。だから、普段少々臆病者だったり小心者だったりしても、いざとなったら限界を越える火事場の馬鹿力が出るのです。

それに、自分が一番の人よりも、愛する人が一番の人の方が火事場の馬鹿力が出ると言いました。いざとなったら、どんな場面でも火事場の馬鹿力が出る人の方が強いのではないでしょうか。

自分が一番の人は、いつも自分独りで頑張るのです。ですから自分がくじけたら終わりです。でも、「愛する人が応援している」それだけで頑張れる人の方がくじけても立ちあがれるので本当は強いのだと思います。

多分、女性には直感で「のび太」を見極めることができるのだと思います。男性諸君に私は言いたいと思います。人生幸せになりたいなら、愛する人のために生きる男性になった方が望む物を手に入れる成功者になれるのではないでしょうか!?

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