好きな事をとことん追求する事で、結果と充実感を手に入れる方法
好きなものって誰しもあると思います。しかし、喧噪に身を置くと、心にゆとりが生まれず、つい何が好きなのか、自分は何がやりたいのか忘れてしまいがちです。今回は気に入っているものを多用する事で、幸せになる方法についてお話ししようと思います。どうぞ最後までおつきあいいただき、すばらしい人生を手にいれてください。それでははじめようと思います。
好きなものを思い出す
生きていれば、何かしら好きな物というのはあるはずです。洋服でもインテリアでも雑貨でも自転車でも車でも食べ物でも旅行でも。本当に何でも良いです。好きなものとか趣味なんてない・・・という人がたまにいますが、あれは自分で好きという事を認識できていないか、または好きだった事を忘れてしまっているだけだと思います。
わたしも、毎日が忙しく自分の時間を持てない日々が続いていたのですが、ふとこの前恋人に何か手作りのプレゼントをしてあげたいと思い、紙粘土で、似顔絵ならぬ似顔面を作ったわけです。最初は彼女が喜ぶだろうと思って、なんとなくはじめたのですが、気づいたら休日の朝から次の日の昼くらいまで、トイレと食事以外は忘れ、お面作成に没頭しておりました。
わたしは、粘土が好きという感覚がありませんでしたから、これだけ何かに夢中になっている自分に、喜びすら覚えましたし、最初は彼女のために頑張ろうと思い始めたのですが、途中からは彼女に感謝するまで楽しめるようになっていました。これはわたしにはものすごい発見というか、記憶を呼び起こしたなと思った次第です。
わたしは、元来何かを作るのが好きで、大学でも芸術を専攻しておりましたし、一度はまると夢中になる子どものようなところがあるため、それが紙粘土作りとたまたま相性が合致したのでしょう。思い起こせば、学生時代も絵など描かせたら、寝る間もおしんで描いていました。
おそらく、自分の頭の中にあるものを形にするのが好きで、それであれば陶芸だろうが絵画だろうが、文章だろうが、媒体はなんでも良いのだと思います。このように、好きな物を思い出すには、自分と向き合う必要性があります。そのためには、日々の中で、必ず自分の時間というものを作る事です。
毎日1時間でも、時間がない人は15分でも良いですから、自分は本当は何を欲しているのか。何がしたいのかを考える時間。この繰り返しを日々行なって行く事で、自分の好きなものというのは見えて来ます。
見つけたらそればかりをとことん追いかける
次のステップですが、好きなものが見つかったら、それをとことんやってみましょう。わたしは、あれからというもの粘土細工が大好きになり、図書館から本を借りて来て、勉強しながら、毎日30分はやるようになりました。楽しくて仕方ありませんし、恋人や友人達からは、絶賛されるほどの腕です。
わたしは元々、手先が器用で、何か細かい作業や図工系などはやらしたら、かなりすごいものが出来たりします。そして、それをまわりが褒めてくれるので、更に気分がよくなり、また作ろう、もっと作りたいという欲求が生まれて行きます。このプラスの連鎖を続けて行くと、好きが、仕事になり、好きな仕事がお金になります。
ただ、世間に受け入れられるかどうかは、ちょっとわからないところがあります。わたしの作り出すものは、一般的に技術的なレベルでの評価であり、それを芸術家などに見せると、おそらく酷評を受けるはずです。ただ、それもあくまで見せてみないと分かりませんが、おそらくです。
つまり、好きでやっているからと言って世間があなたのそれを評価するかどうかは、世間次第であり、評価されないからといって、嫌いにならないようにしないといけません。世間が認めてくれない=自分は才能がないでは決してありませんし、ゴッホやモジリアーニなどの歴史に名を残す、偉大な画匠たちも、認められたのは死んでからでした。
好きというのは才能です。そして、好きだからこそ継続が出来るし、それをやって快感を得られるからこその、喜びなわけです。なので、やるなら好きなものを継続した方が、仕事でやるにしろ、趣味でやるにしろ、成功する可能性は飛躍的に上がります。別にお金に変える必要はありませんし、趣味のまま、自分が楽しいと思うがままに続けて行くだけで、あなたの人生はとても豊かなものになるでしょう。
好きなものを見つけたら、とことん調べて、勉強して、知識と技術を得、それを使って表現者になりましょう。
時間をおいてまたやってみる
やり過ぎて飽きるというか、ちょっと休みたくなる時は、好きなだけ休暇をとり、また再度気が向いた時にやってみましょう。こうゆう、自分の人生を満たしてくれるものをたくさん持っていると、人生はとてもすばらしいものになりますから。