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ひと味違う着こなしを!「普段着」だからこそ知りたいスーツの基本

夏場のクールビズの導入でスーツ自体を着る機会が激減した方もいらっしゃいるでしょうが、やはり営業のような「人に会う」業種の方には上下のスーツはやっぱり普段着です。

とはいえブランド物・一点物だけがスーツだったバブル時代とは違い、最近はスーツも量販店ですましているサラリーマンの皆さんは多いのではないでしょうか。

しかし安いスーツはやっぱり安く見られてしまう?ある意味正解ですが、正しいスーツの選び方や着こなし方を知っていれば、そうとは限らないのです。今回、そんな安っぽく見られないようなスーツの選び方、着こなし方についてご紹介しましょう。

身体にピッタリ合ったシルエットを

オーダースーツなら当然なのですが、量販モノでも基本は自分の身体の形に合ったデザインのスーツを選びましょう。一般的には、がっしり系な方は少しルーズに、細めの方は少しタイトにです。しかし気をつけるべきポイントは、どちらも「少し」というところです。

がっしり体型の方がルーズすぎると、むっくりした着ぐるみのような感じになります。日曜日のお父さんです。逆に細めの体型の人がタイトすぎると、確かにカッコいいかもしれないのですが、これもオフのカジュアル着に見え、ビジネスには向きません。

流行にとらわれないように

スーツは結構高い買い物です。一般のサラリーマンにとってはTシャツのように毎シーズン買い替えることは無いでしょう。体型が大きく変わらなければ10年近く着れたりします。10年は極端でも2、3年くらいは普通です。

つまり、今年の流行を買っても意味がないのです。お店の人に「今流行ですよ」と言われたものはちょっと気をつけましょう。流行が終わっても通じるデザインなのか、そこを確認してください。

シャツとネクタイにも気を使って

スーツがそれほどローテンション組めないので、毎日の独自性を出すのはシャツとネクタイの組み合わせになってしまいます。しかし、毎日適当に選んでいるだけではないですか?その組み合わせは本当にカッコいいのでしょうか?何も後ろ盾のないコーディネートが、女性社員に受け入れられるかは疑問です。

実はスーツ自体よりもシャツ・ネクタイの組み合わせの選び方が店員さんの腕の見せ所だったりします。スーツを買うときにはぜひ一緒に相談してみましょう。

モノをポケットに入れない

せっかく自分の身体に合ったスーツを購入したとしても、内ポケットに重いスマホを入れたら台無しです。全体のシルエットが簡単に崩れてしまいます。

「内ポケットから携帯をスッと出すのが『できるビジネスマン』っぽい」と思っていませんか?ぽいだけですよ。携帯が珍しかった頃ならともかく、最近は誰も気にしません。

スーツのポケットは飾りです。何も入れないようにしましょう。同じ意味でYシャツの胸ポケットにペンをさしたり、スラックスの後ろのポケットに財布を入れる習慣もやめましょう。

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