朝が苦手でも寝坊しない!朝ばっちり目覚めるために出来ること・後編
朝起きるのが苦手だという方に向けて、ばっちり目覚めるために出来ることを幾つか前編で紹介してきました。
朝の目覚めがすっきりしていると、一日元気に頑張れます。寝坊や寝ぼけることとは無縁の生活を手に入れるためにも、有効な対処法を出来るだけたくさん知っておきましょう。
どれも簡単に出来ることばかりですし、ちょっと気を付けるだけで出来ることですので、是非とも今日から生活に取り入れてみて下さい。
ベッドの中でスマホを見ない
最近目覚めが良くないというのなら、それが一つの原因になっています。また、夜寝る直前までテレビを眺めていたり、煌々と明かりを灯していたり、パソコンで何か作業をしていたりすると同様に目が冴えてしまいます。
パソコンとスマホは得にやってしまいがちなことだと思いますので、寝る二時間前くらいにはスマホやパソコンの電源を落とし、照明も暗めのものに切り替えましょう。
出来れば、蛍光灯よりも暖色の間接照明がオススメです。読書をしたりストレッチをしたり、とにかく強い光を避けることが効果的です。
寝酒を飲まない
アルコールを摂取すると、体温が上昇します。また、アルコール分解のために肝臓を酷使することにもなります。
確かにお酒を飲むことで眠気がやって来るという利点もありますが、アルコールは脱水症状も引き起こしてしまうので、夜寝ている間により多く水分を消費してしまったりするのです。
アルコールのせいで上がった体温で寝苦しくなり、布団を蹴り飛ばして風邪を引いてしまったり、そもそも眠りが浅くなります。
寝酒を習慣にしてしまうと、今度はお酒を飲まないと寝られなくなってしまいます。肝臓病やアルコール依存症になるなどの危険も出てきますので、眠れないからと寝酒を飲むのは避けた方が良いのです。
風呂に入った後は寝るまで少し時間を置く
人間というのは、体温が上昇すると覚醒し、体温が下がっていくと眠くなるという特徴を持っています。ですから熱すぎる湯船に浸かると目が覚めてしまいます。
疲れを取るためには良いですが、体温が上がった状態のまま寝てしまうと、お酒を飲んだ時のように布団を蹴り飛ばしたり、浅い睡眠しか取れなくなってしまいます。
出来れば、寝る数時間前にお風呂に入り、体温が徐々に下がってくるタイミングに合わせて床に着くようにしましょう。
なかなか寝付けないという悩みを解消出来ますし、熟睡して疲れを綺麗に取ることが出来るのです。
朝目覚めたらすぐにカーテンを開ける
人は夜暗くなると眠くなり、朝明るくなると覚醒するように出来ています。しかし、夜寝る時間が遅かったり、睡眠時間が不定期だとどうしても朝に弱くなってしまうのです。
しかし、朝起きて一番にカーテンを開け、朝日を浴びることで脳がもう起きる時間だということを理解し、体内時計がリセットされます。
眩しいからとカーテンを閉めっぱなしにするのではなく、目覚めたら眠気まなこをこすりながらカーテンを開け、日光を全身に浴びましょう。ついでに窓を開け放ち、換気をすれば一石二鳥でよりオススメです。
起きる時間を一定にする
実は、夜遅く寝るというだけでなく、朝目覚める時間が不規則なのも、すっきりと起きることが出来ない原因の一つなのです。
毎日必ず同じ時間に起きるようにしていれば、体はそのリズムを覚えます。どんな生活習慣でも人は慣れてしまうものですから、とにかく朝起きる時間を一定にしてしまえば、毎日ころころと起きる時間を変えるよりも、ずっと目覚めは良くなるのです。
この場合仕事が忙しくて、夜いつ眠れるか分からないという方でも問題ありません。出来れば朝目覚めてから最初にすることを強く意識しておくと、より眠気に打ち勝ちやすくなります。
夜寝る時は起きたらこれをするぞ、ということを考えながら眠り、起きたらそうだこれをしなければと行動を開始する。ほんのちょっとした心がけで、あれだけつらい目覚めの時間をすっきりと過ごすことが出来るようになるのです。
毎日出来ることをしましょう。