自然治癒力を高めて、病気やケガなどをより早く解消する方法
医学の進歩は目覚しいものがあり、以前は平均寿命が40歳だったのが、ペニシリンなどの新しい薬品が出来てから、平均寿命が80歳まで延びるというところまできています。この進歩はとどまらず、平均寿命150歳を迎えるのではないかということが噂ではなく科学的な根拠として現実になりつつあるようです。
それのそのはず、現在の平均寿命80歳というのは、0歳で死亡した赤ん坊の数も含んでおり、さらにこれから発展する西洋医学、東洋医学、国の制度などを考えると、平均寿命が伸びることは予想出来ると思います。
ですが、医学にばかり頼っていては、自分の体に対するケアやコントロールを失うことになるでしょう。好きなものを好きなだけ食べて、運動などを一切せずストレスまみれの生活をして、病気になったときだけ病院にお世話になるという生活を繰り返していたら、自分の命は誰かにまかせっきりということになります。
もちろん、それで良い人もいますが、ずっと健康的に病気なく過ごしたいという人もいるでしょう。実際、昔から長寿の人がいて、その人たちに共通する生活パターンというものも存在しています。その中に決まって現れるのは、自然治癒力を高める食事や運動などです。それによって体内の力を引き出して病気やケガなどを最小限に抑えているようです。
自然界が用意してくれているもの
今は、ジャンクフードやインスタント食品など、人工的に作られた食品がスーパーなどを埋め尽くしていますが、その中にも自然から取れる食品というのも存在しています。
よくよく考えると、それらの食品は原始時代から存在しているものもあり、人間はそれを食べ続けています。そして、それらを良く調べると、酵素やアミノ酸といった純粋な成分が豊富に含まれています。
昔の人はこれらが中心の生活スタイルだったことはいうまでもなく、癌や脳卒中、心臓病といった病気も昔は存在していませんでした。医学が進歩していても、病気も進歩していては元も子もないことで、不必要なものばかり食べないようにすれば、自然治癒力が高まり病気やケガから体を守ってくれます。
ですが、脂肪分たっぷりの食事や調味料がふんだんに使われた食事などは一度はまってしまうとちょっとストレスを感じたときや息抜きなどにどうしても食べたくなってしまうものです。そういったものと、酵素やアミノ酸、ビタミンミネラルがふんだんに含まれた野菜と一緒に食べるのが理想です。
100歳以上の人ばかりの村
100歳以上の人ばかりが存在する村というのもあるようで、その人たちの食事の中心は、やはりとうきびや山芋、ほうれん草やキャベツといった山菜ばかりのようです。現在、日本は世界でもトップクラスの長寿国ですが、若くして癌などになる人もいます。
ですが、100歳以上の人ばかりの村では癌といった病気自体が存在しないということです。やはり、自然な長寿は自然な食べ物から栄養を得ていると考えられます。
笑いの効果
自然治癒力は、自然な食べ物によって高めることはもちろん、自分の行動が自然治癒力を高めることにもつながっています。笑うこともその1つで、ストレスがたまっているときでもお笑いのテレビなどを見て笑うことでストレスが飛んでいったという経験をしたことはありませんか?
笑いの効果はストレスを飛ばすだけではなく、自然治癒力を高めて癌などの病気にも効果が期待できるということが分かってきています。というのも、体を治すのは体の役目で、それをストレスなど不快な感情を感じているときだと自然治癒力も弱まりますが、快楽を感じているときには自然治癒力が高まるということも分かっています。
これを応用した実例として、癌になった人が笑い続けることで癌を限りなく消失させたということもあるようです。癌の原因の1つとして、細胞レベルの栄養失調といわれていますが、笑うことで快楽物質や酸素を細胞に届けることが出来ることが癌に効く理由の1つかもしれません。
定期的な運動
運動はいうまでもなく体に良いことだとは認識が広がりつつあり、ランニングをする人の数も昔に比べてかなり増えてきたようです。運動をすることで筋力や体力が上がり、血液やリンパの流れもきれいになり、新陳代謝もあがることなど体に良いことが多々あります。
運動をするときに気をつけたいのはやり方です。運動もやり方を間違えると逆効果になってしまい、かえって自然治癒力を弱めてしまう原因にもなりかねません。
正しいやり方は本やDVDで学んだり、スポーツジムで教えてもらうなどすれば、正しい知識で行えるので、長い間運動を続けていくには正しい情報を取り入れるようにしましょう。