目の疲れや肩の痛み、寝不足などに繋がる姿勢の悪さを良くするには?
最近疲れを感じませんか?目が疲れたり体が疲れたり、肩が凝ったり人それぞれ違うと思いますが、その疲れはどこからきているのでしょうか。その原因になりうるのが姿勢の悪さで、それがずっと続くと体のバランスが偏ってしまい、調子が悪くなることもあります。
こんな疲れはありませんか?
姿勢が悪くなると出てくる疲れは、目の疲れ、肩こりや腰痛、寝不足など体のバランスがズレることで骨や神経の位置がズレたり圧迫されることで痛みが出ることは分かります。それだけじゃなく視力低下や頭痛、胃腸の調子が悪いといったことも姿勢が悪いから起こりえることで、小さなところを見ればもっと影響がいっているかもしれません。
姿勢が良いのか悪いのかは普段から自分じゃあまり意識出来ることじゃなく、周りの人と比較したり言われることで気付くと思います。一人で猫背でゲームをしていて注意もされなかったら、そのまま猫背が定着して背筋をまっすぐ伸ばす方が辛くなるかもしれません。
歯のかみ合わせが悪くなったと感じる人も、実は姿勢が悪いのが原因にあるかもしれず、原因が分からない体の不調はそうした姿勢の悪さや気持ちのストレスなどで引き起こされることもあります。ですが、逆をいえば姿勢がよくなれば今まで体の偏っていたバランスがよくなってきて、もっとイキイキした体になるかもしれません。
そして、一時的に体の痛みを和らげようと薬を飲んでも、根本的な姿勢が改善されなかったらいつまで薬を飲んでも一時的に痛みを和らげるだけで、痛みを感じていなくても体の不調は変わらないかもしれません。
姿勢が悪くなるのはなぜ?
そもそも姿勢が悪くならなければいいのですが、背筋がピンとしている人もいれば、かなり曲がってそこから伸びない年寄りの方までいます。それが良い悪いではありませんが、姿勢の悪さで不調が出るなら改善するともっと楽に快適になる可能性もあります。
姿勢が悪くなる理由は重力が体にかかる方向性によってだんだんと姿勢が変わっていくようで、一時的な姿勢の悪さより慢性的な姿勢の悪さの方が定着しやすいようです。ギターの弦も張りっぱなしだとギター自体が反っていくように、体も無意識でも同じ姿勢でいるとそのまま変わっていくようです。
これはスポーツでもいえることで、同じところばかり使っているスポーツ、同じ姿勢にばかりなるスポーツだと、そこにいつも負荷がかかり続け障害に繋がることもあります。ゴルフをしている人が肋骨を骨折したり、バレーボールをしている人が膝や腰や肩の慢性的痛みに繋がったり、体に良いと言われているスポーツでもバランスは大切なようです。
ちょっと休んだとしてもまた同じ姿勢でやり続けると同じような症状が出てくるかもしれないので、それより根本的な原因の改善に目をむけた方が長期的にもいいかもしれません。
使う手足が決まっていたり、振り方や使い方が決まっていたり、それで慢性的な痛みに繋がるならちょっとでも意識を変えて姿勢をほんの少し変えるだけでも効果の違いが出ることがあります。
背骨の形と違いを知る
かといってどういう姿勢が良いのか、ただまっすぐ姿勢を伸ばしても伸ばし過ぎて逆に負担をかけることもあります。それなら背骨の形を知れば、どういう姿勢が無理なく伸ばし続けられるのか、どう伸ばしていれば負担がかからないのかが分かってくるでしょう。
背骨は首のところの頚椎、胸のところの胸椎、腰のところの腰椎に大まかに分けられ、その3つの中にもそれぞれのパーツがあります。頚椎でも7個あり、そのうちの1番上は頭痛や頭への血液を補給する大切なところで、そこが圧迫されたりバランスが悪くなると中々寝付けなかったり、慢性疲労などに繋がることもあるようです。
胸椎の1番上は、食道や気管などに関係するようで、そこのバランスがズレたりすると咳や息切れなどに繋がることもあるようです。また、腰椎の6番目あたりのバランスがズレたり圧迫され続けると胃に関することで消化不良や胃炎などにも繋がることもあるようです。
これはどんなことにもいえますが、そうした根本的な原因を見ないで一時的に対応しても長くは持ちません。勉強でもやりたいことなら夢中になれますが、やりたくないことならテスト前になると一時的にモチベーションを上げないといけないかもしれません。
すると、テストの点数は良くても頭に残るものは少なく、将来的に役立つことは少ないかもしれませんが、自分が好きな勉強ならモチベーションを上げなくても出来るでしょう。
それは一時的なことではなく、自分がずっとやっていきたいこと、それが見つかるだけでも人生という長いベースで見たら大切なことかもしれません。姿勢を改善することで一時的に薬で対応していた症状も改善されるかもしれません。