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快適な睡眠とれてる!?質の高い眠りに最重要な寝具選びのポイント

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毎日、満足な睡眠がとれていますか?おそらく、この問いに対してYESと答えられる人は少ないでしょう。睡眠は私たちの生活の中でとても重要な時間です。脳は寝ている間でしか回復しませんし、寝ている間にしか活発にならないホルモンや器官もあります。

質の高い眠りをとっていくことは、毎日の健全な精神活動においてとても重要なのです。今回は睡眠の質に最重要な寝具選びのポイントについて考えていきます。

人生の3分の1は寝ている!?

私たちは、毎日当たり前のように睡眠をとります。そしてこの睡眠の時間は人によってまちまちでしょうが、大抵の場合は7~8時間程度がベストな睡眠時間だと言われています。

そして、この睡眠時間を人生の時間に換算して計算をすると、人間は人生の大体3分の1近くを寝ていることになります。単純に、一日の時間24時間から睡眠時間を差し引くと大体3分の2くらいになりますから、このことからも人生の中で睡眠における時間がどれだけ重要かがわかります。

そして、寝ている間には成長ホルモンが分泌されます。この成長ホルモンは成長期や幼少期に関わらず、成人した人間であっても皆寝ている間に分泌されます。そして、起きている間にはほとんど分泌されません。

成長ホルモンは、寝ている間に同じく活発な新陳代謝と併せて細胞を新しいものに入れ替えたり、活性化させるのにとても重要な役割を担っていますし、なによりも脳は寝ている時にしか回復しませんから、睡眠はとても重要な役割を担っています。

健康的な毎日は寝具選びから!

人生の中でとても大切な睡眠ですが、これの質が落ちるということは、寝ている間の脳の回復や成長ホルモン、新陳代謝など、様々な機能に悪影響を及ぼすだけでなく、睡眠の満足度自体にも大きな影響を及ぼしてしまいます。

睡眠は、ただ平均睡眠時間をしっかりとっていればいいというわけではなく、睡眠の質によって1日5時間でも十分という人もいれば、1日10時間寝てもまだ寝足りないという人もいるでしょう。もし睡眠時間が5時間で十分と感じている人は、その分起きている間の時間で得をしていることになりますし、多く寝ればそれだけ活動に充てられる時間が減って、損をしていることにもなります。

睡眠の質を高めるには、規則正しい生活習慣はもちろんのこと、眠りに入る環境やその人の性格など様々な要因が絡んできますが、全ての人において共通して言えることは、健康的な睡眠は寝具からということです。

寝ている間は、ずっと横になっていますから、無理な姿勢で寝ていれば身体に負担がかかって眠りの質を妨げてしまいますし、人生の3分の1もその場で横になっているのですから、しっかりとした環境を作っていかなければいけません。

ボンネルコイルとポケットコイル

この寝具という睡眠環境を軽視しては、人生の3分の1を軽視することになってしまい、それが結果的にあと3分の2の起きている時間にも大きな影響を及ぼすことになるのです。

寝具選びで重要な点は、まずマットレスです。近年では非常にベッド中心の生活を送る人が増えていますからマットレスが大切になりますし、ベッドはマットレスがしっかりと整っていて、はじめて床で寝るよりも快適な睡眠を得られます。マットレスもベッドもしっかりとしたものを選ばなければ、それは床で寝るよりもどこで寝るよりも寝心地の悪いものになってしまいます。

まずは、マットレスのもっとも多く出回っている「ボンネルコイル」から説明していきますが、ボンネルコイルは、中に入っているコイル、すなわちバネがマットの面に対して張り巡らされており、面で身体を支えるものになります。

そして、面ではなく点で支えるマットレスとして「ポケットコイル」のものがあります。ポケットコイルは小さな筒型のコイルがいくつも入っていて、それらの一つ一つで身体を支えますから、より圧力のかかるところはよく沈み込んで、体圧をうまく分散させることができます。

マットや枕は硬さと高さが大切

ポケットコイルのマットレスは高級品となっており、ボンネルコイルと比べても高額ですが、マットレスにおいて重要なのは自分の身体に合ったものを選ぶことです。そしてこれは枕でも同じことが言えます。

たとえポケットコイルのマットレスを購入したからといって必要以上に沈み込んでしまうようでは、かえって変な姿勢になってしまって身体に負担をかけるでしょうし、寝返りもすごく打ちづらくなってしまいます。枕では、首を支えるとても重要なパーツですから、高すぎたり硬すぎると首や頭部を圧迫してしまって朝起きてから肩こりや頭痛の原因となります。

マットレスや枕は、自分の体型と体重、そして高さや硬さの合ったものを選ぶべきで、できれば直接販売店のショールームなどで横になって比べてみるべきです。体重の重い人が柔らかめのマットに寝てしまうと、より沈み込んでしまうでしょうし、軽い人が硬めのマットで寝てしまうと、必要なクッション性能を実現できなくて、腰や肩に負担がかかってしまうかもしれません。

折りたたみのパイプベッドはやめよう!

また、ベッドの選択肢として、折りたたみ式のパイプベッドがホームセンターなどに売られています。これは来客用に使ったり、非常用に使うのであればまだしも、普段使いではやめておいた方がいいです。

基本的に普段使いでは、布団もマットも乗せっぱなしですから折り畳むことはありませんし、しかも折り畳みベッドの上にもとからついている中途半端なマットのせいで上からマットレスを乗せることができません。結局床で寝るようなタイプの敷き布団を敷くことになりますが、畳などと違ってパイプベッドはパイプと堅い木の板でできていますから、柔軟性もなく腰や肩に大きな負担がかかります

また、折りたたみ式のパイプベッドでもある程度厚めのマットがはじめからついているものもありますが、耐久性が弱く、使っているうちにすぐにヘタってきてしまって底付きしますので、あまりおすすめしません。ベッドのフレームとマットレス、枕に布団など、自分に合ったものをひとつひとつ集めていく方が交換も容易ですし、快適な睡眠が得られるはずです。

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