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太るとどうして腹が出る?お腹まわりに脂肪が溜まるメカニズム

体型がキレイに見えるのか、だらしなく見えるのかは、筋肉や脂肪のつき方によって変わってきます。特にお腹の脂肪が増えてくると、下半身が太ってきて、とても気になりますね。

ではなぜ、お腹周りに脂肪が溜まるのでしょうか?もともと、お腹というのは脂肪が溜まりやすい場所なのですが、それはお腹には女性では子宮や腸など繊細な内臓があるにも関わらず、肋骨のような保護する骨がないからなのです。

実は骨の代わりに内臓を保護する為の脂肪がついているわけなのです。そして、筋肉などお腹周りには存在するのですが、筋力低下により、たるんだり弱くなることによって、脂肪がつきやすくなるのです。

これは、お腹回りの筋肉は、普段の生活ではそれほど使われない為に筋肉がたるみがちになるのです。ではお腹周りの筋肉とはどういう筋肉があるのでしょうか。

1.腹直筋

お腹の中心についている筋肉で、筋肉隆々のアスリートであれば一番目立つ筋肉になります。ギリシャ彫刻のような力強いイメージには、必ず強調されるのがこの筋肉なのです。働きは、主に体幹を前屈させる筋肉で、太っていても脂肪の上から押さえると分かるのが特徴でもあります。

2.外・内腹斜筋

これらの筋肉は、排便をする為のお腹の圧力を高めたり、内臓の働きを安定させています。外腹斜筋の筋繊維の方向とは、内腹斜筋と反対になっています。腰まわりを引き締める筋肉なので、モデルのようなくびれを作りスマートに見えるようになるには、この筋肉のトレーニングは欠かせないのです。

この他にも腹横筋というのもありますが、こちらもこれらの筋肉と同時に動くことで、態勢を補助しています。骨盤についている骨盤底筋なども共にお腹の圧を高めてくれるので、内臓が下がることを防止したりすることも可能なのです。

お腹周りの脂肪を取る為には、使われなくなった筋肉群を活用することが分かりましたが、ではどうやってトレーニングをするといいのか。

それは、お腹周りというのは日常の生活で最も使わなくなる動きがあるのは、身体を捻るような回旋運動になります。ちなみに、立って身体を最大限に左右に捻ってみてください。この時にしばらく運動不足の人は、自分で思ったほど捻ることが出来なくなっているはずです。

次に骨盤をしっかりと前に向けた状態で立っている状態から、骨盤や股関節を捻らないようにして、左右に身体を捻ってみてください。すると下半身が固定してあるので、人によっては全く動かないという人もいると思います。

実はこれが腰回りの柔軟性なのです。日常の捻る動きというのは、股関節が一緒に働くことによって回すことが出来るので、意識をしていないと腰の筋肉というのは使われていないことが多いのです。

筋力をつけるには重いものを持たないでも身体を支えるだけで、腹筋や外腹斜筋・内腹斜筋が働くようになりますから、少しその部分を刺激するようなエクササイズをやってみるといいのです。

正座をして両腕は腕組みした状態にします。
おしりを右に下ろして、女の子座りである横座りの姿勢にします。
それから、前の正座の状態にもどします。
腰とお腹に力が入るようになるので、20回くらいを目安にしてやってみてください。

これらの日常で出来る簡単なエクササイズを行うことで、お腹周りのいらない贅肉を取ること出来るのですが、もちろん脂肪というものを落とす為には、有酸素運動も必要ですので、一緒に取り入れていくことでくびれが出来てくるのです。

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