幸せ体質になるために。幸せ体質と不幸せ体質の違いとは?
幸せ体質という言葉は聞きますが、どんな人が幸せ体質で、どんな人が幸せ体質じゃないか、その違いがよく分かるものは少ないようです。人によって幸せ体質かどうかは違いますが、どんな人でも幸せ体質になることは可能で、それは自分がどう在るかによって変わってくるようです。
あなた、幸せ体質?
人生を生きるなら、幸せ体質か不幸せ体質かだったら幸せ体質で生きたい人も多いと思います。この幸せ体質とは、生まれつきのように感じる言葉ですがそうではなく、生まれてから意識的に変えていくことで幸せ体質になれるようです。
というのも、幸せ体質だから良いことばかり起こるというわけではなく、どんなことも解釈を変えたり対応を変えることによって、だんだんと幸せ体質になっていくようです。たとえば、人から褒められた時に「でも自分はやっぱり上手くない」と思う人か「やった、少しずつでも成長してるんだ」と思う人なら、どちらが幸せを感じやすいでしょうか。
そのように、生まれつきというより生まれてからどういう人と接してどういう考え方を身につけるのか、そしてこういう知識を知ってどういうふうに活かすのかによって幸せ体質かそうじゃないかが決まるようです。
もちろん年齢性別関係ないので、たとえ今どんなことも良い風に考えられない、もしくは何でも良い風に考えて悪いところが見えない人もいつでも幸せ体質改善がスタート出来るでしょう。出来事が起きた時にどういう反応をするのかが、幸せ体質か不幸せ体質かが決まるポイントといえます。
出来事に対する反応は過去の記憶がベースになっていて、それが痛みになるのか快楽になるのか、それによってどんな気持ちの影響を受けてバランスが悪くなるのかといったことがあります。それが自分にとって幸せな反応じゃなければ、いつまでも同じような出来事に同じ反応をして不幸せを感じることが続くかもしれません。
幸せ体質と不幸せ体質の違い
それも、反応の仕方を変えていくと幸せ体質へと切り替えることも出来ます。それぞれの違いは何らかの出来事に対する反応の違いを見れば分かることで、たとえば何か思いもよらないことが起きた時、それは自分にとって必要なこと、何らかの意味があることと捉えるのか、なんでこんなことが起こるんだと嘆くのかでは、どちらが幸せ体質かは分かります。
また、きれいな人、かっこいい人、素敵な人を見た時に、素直に素敵だと認めることが出来る人、もしくは素敵だと分かっているんだけど否定してしまう人では、どちらが幸せ体質かは分かります。相手を素直に素敵だと認められない、もしくは素敵な人を妬んだり否定したりする人は、それは自分で素敵な自分を認められていないかもしれません。
周りの人は自分の鏡なので、なぜそういう反応を他人にしてしまうのかを深く見ていくと、それは自分が自分をどう見ているかが根っこにあることが分かります。また、幸せ体質な人は来るものは拒まず去るものは追わずですが、不幸せな人はしがみついたり恨んだり嫉妬したりすることで、結局自分が苦しい思いをすることになります。
そうした違いはちょっとした違いですが、それだけの違いを生むもので、しがみついているものを手放したり、考え方を変えるだけで気持ちが変わります。幸せそうに過ごしている人はそうした内面が違い、だからいつも幸せそうだったり過度に落ち込んだり頑張ったりしていないのではないでしょうか。
テクニックよりも自分の在り方の大切さ
幸せ体質になるために色々なテクニックを実践しても上手くいかない場合、それは自分の在り方を変えようとしていないからかもしれません。たとえば、健康になろうと健康診断ばかり受けたとしても、食生活や運動が変わらないといくら自分を調べても後々不健康になっていくかもしれません。
何をするかよりも、それをする人がどう在るか、どんな人かが大切で、たとえ幸せになるテクニックをやったとしてもそれをやる人が続かない人だったり信じない人なら、幸せ体質になれるでしょうか?
逆に、そんな大それたテクニックがなくても、たとえばどんな人とも対等に付き合うということを心がけているだけでも、それをずっと続けている人は人間的な魅力が備わるのではないでしょうか。
幸せになるテクニックは色々ありますが、大切なのはそれをやり続けることで、失敗しても間違っても形を変えてバランスをとって上手くやり続けることで、だんだんと自分のものになっていくでしょう。
テクニック1つで大きく変わる人と、沢山のテクニックを知っていても使わないで成長しない人の違いは、ノウハウをいくら集めても上手くいかない人、実践しない人にもいえることで、幸せ体質になるためにはそうなるために自分で続けていくことがカギになるでしょう。