幸せは「好き」の集合体!幸せという気持ちを自分で意図的に作る方法
人によって好みというのは本当にばらばらで、育って来た環境や、親が与えて来た常識、友達から受けた影響などで、この好みというものがあなたの中に確立されています。大人になった今は暑いだけの夏が嫌いかもしれません。ゆっくりしたいのに家族のためにといろんな場所に足を運ぶのは大変でしょう。
しかしそんなあなたでも子供の頃は、汗だくになって野山を駆け回ったり、海でくたくたになるまで泳いだ思い出もあるはずです。つまりそのときの環境や心理状態などの複合的な要素により、好き・嫌いという気持ちは形成されているケースがほとんどです。
そして食わず嫌いといって、偏見や誰かの話を鵜呑みにしてしまい、たいして試してもいないのに嫌いになるというケースもあります。
今回は、幸せを自分の基準で決めて行く方法。幸せというのは「好き」の集合体であり、好きという気持ちは拡大し、増やしていける事を知ってください。そしてわたくしがその方法を今日は伝授しましょう。どうぞ最後までお付き合いください。それではスタートです♪
1:好きを増やす
現在好きなものはとりあえず置いておきましょう。好きなのでどんどん続けて行けばいいです。しかし、好きの幅を広げる、または好きを増やすためには、新しい何かを始めないといけません。自分で何かをやろうと行動を起こすのは大変なパワーが要り、ほとんどの人は慣れ親しんだ生活を優先してしまい、挑戦しようとはしません。
そのため、好きを増やす事が出来ず、後悔ばかりがあとで残ってしまいます。ではどうすれば行動に移せるでしょうか。一番手頃な方法は、インターネットや本屋で、心に触れるものに出会えるまで多種多様な本を読みまくる・・・という方法があります。
ネットは検索で絞る作業が少し面倒だし、ある程度検索スキルがなければ上限を置くのが難しいので、本屋がいいですね。本屋に行くと、趣味や仕事、資格や生活情報などカテゴリーごとに分類されています。もう大カテゴリーは決めてくれているので、あなたの心が赴くままに、その大カテゴリーのブースに行ってみましょう。
なんとなく絵が書きたいなと思ったら、絵画のスキルアップを解説してある本や、いろんなアーティストの情報が掲載されている画集のようなものや、アートヒストリーなどの歴史を調べていくのもいいでしょう。あなたの心が感じるままに、湧いてくる自然な感情にあらがう事なく、本を手に取ってぱらぱら読んでみましょう。
どんな本でも構いません。バイクでもテニスでも釣りでも、ボディビルやHな本でも構いません(笑)あなたの心が求めているものを探す旅 in 本屋さんです。
2:好きを観察する
コレが良い、あれがしたいというわくわくが出て来たら、一歩下がって自分の感情を観察してみましょう。どんなものが好きなのか、それにはタイプがありません。人間というのは多面体から形成されており、いろんな好き・嫌い・合う・合わないなどのたくさんの面から出来ています。
たとえば絵を描くのが好き、文章を書くのが好き、読書が好き・・・となると文科系というカテゴリーに自分を当てはめてみるのも好きを見つけるための、優れたテクニックのひとつです。
複合的な要素からなる多面体からなっているため、枠で仕切ってしまうと、可能性が制限されてしまう感があるかもしれませんが、わたしはこの方法で損していると思った事はありませんし、同じカテゴリー内の類似したものというのは好きな事が多いです。
なので興味を持つスピードもとても早いです。逆に枠で仕切らず、目に入るすべてを試してみようというのもとても好奇心旺盛で、興奮状態に陥るほど好きなものに出会える事もあれば、まったく興味がないというものにも出会うでしょう。
どちらのやり方でも構いませんので、自分が好きな事を観察するととても良いですね。そうする事で、自分の今後の好きの作り方が徐々にわかっていきます。
3:人からの影響を受ける
人と関わり影響を受けるというケースはとても多いです。好きになった人、尊敬した人がやっているから自分もやってみたい。これは自分の可能性を広げるチャンスでもあるので、自分の可能性を広げたいのであれば、どんどん人とは関わって行きましょう。失敗してもいいです。
トライ&エラーを繰り返し、どんどん親しい人間が出来て来たら、その人達といろんな行動をしてみましょう。ひとりでは出来ない事でも、大勢なら出来たりしますし、別に友達を作らなくとも、教室に通ったり、ジムに行ってトレーナーに身体の鍛え方を教わるのもいいでしょう。
知っている人、既に好きを持っている人と関わる事で、それがあなたに伝染し、あなたも好きになる可能性があります。そうやって人と関わる事でも自分の幸せを拡大していくのはとても理にかなった賢い選択です。是非試してみてください。
4:嫌いなものはどんどん手放す
いろんな事を試すうちに、当然嫌いなもの、まったく興味が湧かないものなども出てきます。こういうものはどんどん手放して行きましょう。時間の無駄です。親や周囲の大人は、「いつも長続きしないわね!」とか、「根性無しだな」とかいろんな批難を浴びせるかもしれませんが、一切聞かなくて良いです。
それはお金を投資した両親がもったいないからという理由や、自分は根性で乗り越えて来たとあなたを見下す事で自分を高めようとする考えだったりするわけで、聞く事はありません。水泳の北島選手も言及されていますが、努力などしていないと。好きだから出来たんだと言っていました。
好きだったら勝手に続けます。人間は自分にとって利益のあるものは好んでやろうとします。それは心地の良い心理状態を自分にもたらしてくれるからです。続かない・途中で投げ出すというのは単純に好きじゃないから続かないのです。
親から無理矢理やらされたり、自分でやりたくて始めても、思ったのと違ったり、人間関係など、いろんな理由があって、やりたくなくなります。どんどんやめていいです。苦しい思いをして続けても、その分野を伸ばす事は出来ません。どんどんやめましょう。
もしどこかで好きという気持ちが残っており、やりたければ、何年後、何十年後かにまた自分で始めます。そして大局的に見ると、それはブランクはあったけれども継続しており、投げ出してもいない事になります。どれだけ遠回りしようが人間は好きなら続けます。
続けないのなら縁がなかったという事です。どんどん手放してください。これは人間関係にも同じ事が言えます。合わない人はどんどん手放しましょう。100人会って1人と出会えれば、あなたの人生は劇的に変化します。この4つの方法を使い、自分の「好き」をたくさん増やして行き、その枠を広げて行きましょう。