どうしても止められない食欲を抑える4つの方法
あなたは、食べ過ぎで困ったことはありませんか?人間にとって食欲は誰しもあるものですが、太ると困る人に限って食欲が強すぎて自分が決めていた以上の量を食べてしまうということがあるようです。ダイエットが上手くいかない人もやはり食欲をコントロールできずに失敗するケースが多いようです。ですが、無理なく食欲を抑える方法があるので紹介します。
1.脳の機能を上手く活用する
食欲は厄介なもので「絶対に食べない」と決めているときほどカロリーが高い食べ物に手を出してしまうということが起こってしまいます。それは、脳の機能として否定したものは通じないという原則に原因があります。例えば「赤い羊を想像しないで」と言われても、「赤い羊」と聞いた時点で赤い羊を想像してしまいます。
つまり、「絶対に食べ過ぎない」と決めても食べ過ぎている自分を無意識のうちに想像してしまっているので、どうしても食べ過ぎてしまうという現象が起こります。
食べ過ぎてしまう人のほとんどはこの原則を知らないと思いますが、これを上手く活用すれば食べ過ぎを抑えることが出来ます。非定形は通じませんが、肯定形は通じるのが脳の機能で「○○しない」ではなく「○○する」という形で表現すればいいのです。
例えば「食べ過ぎない」ではなく「腹八分目にする」、「肉は食べ過ぎない」ではなく「野菜を食べるようにする」など、否定形ではなく肯定形で表現するようにすることによって脳はそれにしたがって行動するようになります。
感覚的には急に食欲が制限されるというよりも今まで意識してきたものが変わることによって制限したかったものが気にならなくなるといった感覚に近いと思います。
意識と無意識という分け方がされますが、意識は3%の力しかなく、無意識は97%もの力があるといわれていて、いくら意識で頑張ろうとしても無意識の力が強いのでどうしても無意識に負けてしまいます。なので、無意識を味方につけて無理なく食欲を制限するにはこの方法を使ってみて下さい。
2.有酸素運動をする
運動をするとお腹がすいて余計食べ過ぎてしまうのではないかと思われがちですが、運動をすることで余計な腹の虫を抑えることが出来る効果があります。運動をするとまず食べることよりも運動することに意識がいくこと、そして空腹のときと運動のときによって体の使い方を変えることによって食欲を抑えることが出来ます。
例えば、体を動かした後は何かを食べたいという気持ちが出てこないことがあるように、動いているときに何かを食べたいという気持ちは出てこないので、それを利用することで効果を期待できます。
3.理想の自分をイメージする
イメージトレーニングの効果はスポーツの世界でも取り入れられていることですが、食欲を抑えることとしても使うことができる優れモノです。イメージをすることによって脳を意識的にコントロールすることができるということが分かっています。そのためには理想の自分をイメージして食欲にコントロールされている自分から離れることです。
人間の脳の機能には痛みを避けて快楽を得るという機能がついていて、美味しいものを食べてブクブク太る自分よりもスリムで健康的な自分のほうが脳の中で気持ちいいものになれば、自然と食欲を抑えることが出来ます。
これをより効果的に使うには、食欲を抑えることによってどれだけのメリットがあるのかということを1つずつ箇条書きしていき、脳に「食欲を抑えるとこれだけのメリットがあるんだよ」ということを教育ずけしていくことによって可能になります。これは先ほど出てきた潜在意識の97%の力を味方につける方法でもあるので、活用してみてください。
4.食べ物をだんだんと変えていく
これは多くの人がやっていることだと思いますが、ダイエットが上手くいかない理由は一気に食べるものを変えてしまうということです。これではストレスが強すぎて耐えきれず食事が戻ってしまいます。
ですが、だんだんと食事を変えていくことでストレスを小さく抑えることが出来、反動が来ない状態で過去に食べていた太りやすい食べ物は摂らなくても大丈夫な体になってきます。食事はストレス解消に最適なものなので食べ物がストレス解消になっている人は少しでもストレスを感じると食べ過ぎてしまうことがあります。
ですが、お腹は満腹になっていれば少しでもストレスを感じても食べ過ぎてしまうことはないので、お腹が膨らみ健康な食べ物を食べることによって食べ過ぎを抑えることが出来ます。例えば、昆布や食物繊維がたっぷり配合された野菜をたくさん食べることでお腹を膨らませることができます。また、水を沢山飲むのも効果的です。
これらの方法を使えば食べ過ぎを抑えることが出来るでしょう。痩せたいと思っていてもその場になるとどうしても食べ過ぎてしまうということがありますが、これらを習慣的に身につけることで太りにくい体にすることが出来るでしょう。