忙しい毎日でも大丈夫!男が自宅を綺麗に保つためのお手軽習慣とは
毎日朝から晩まで仕事に時間を費やしているビジネスマンの皆さんにとって、自宅の掃除なんていうものは大して優先順位の高くないものに過ぎません。
自宅が多少汚れていたところで誰が困るわけでもなし、せいぜい友人や職場の同僚、彼女が来る時だけ片付ければ良いだろう。そんなふうに考えていて、気がつけば立派な汚部屋になっている、なんて独身男性のなんと多いことでしょうか。
部屋が綺麗で喜ぶのは、虫くらいのものです。健康のためにも美観という観点からも、くつろぎのスペースである自宅は最低限綺麗に保っておきましょう。日頃から部屋を綺麗にしていれば、その分思い切って部屋の大掃除をする時も楽になります。
忙しい毎日でも、労力を使わず部屋を綺麗に保つために出来る、お手軽な方法を皆さんにご紹介させていただきたいと思います。
出したものはそのまま片付ける
基本的なことだけに中々できないのが、使ったものをすぐに片付けるということです。料理をしている時、お塩や胡椒を取り出して、何となく使った後、そのまま流し台のところに置いてしまう。もしくは、取り込んだ洗濯物を適当にその辺に置いてしまう。誰しも経験があることですよね。
基本的に、部屋が綺麗な状態というのは、不必要なものが全て収納されている状態だということです。ゴミが落ちているというのは問題外ですが、実際部屋の汚さ、その印象というのは、散乱した荷物の数々なのです。
そして、荷物そのものは別に汚いものでもなんでもないからこそ、放っておいてしまうのです。その気になればいつでも片付けられる。そう思っているうちにどんどん物が散らばってしまい、結果的に手がつけられない汚部屋と化してしまうというわけです。
そんな事態を防ぐためにも、出したものは必ずすぐに片付ける、という癖をつけましょう。調味料を使ったら、その都度必ず調味料置き場に戻す。
取り込んだ服はきちんとクローゼットなどに収納する。脱いだ服は洗濯カゴへ。一つ一つはほんの些細な動作に過ぎません。大した労力でもありません。ものを取り出す、使う、そのまま片付ける。常にこの三つの行動を一セットにして考えていれば、不必要なものが散らばる部屋から脱却できます。
一度立ったら用事を済ませるまで座らない
一日の仕事を終えて自宅に帰ってくる、朝目覚めてから身だしなみを整えるためにベッドから這い出る。テレビを見ている時に、ふと思い立って席を立つ。
とにかく、部屋の中で一度立ち上がった時は、必ず用事を済ませてしまうようにしましょう。そして、その用事を片付けるまでは決して座ったり寝転んだりしないというのが効果的なのです。
自宅は非常にリラックスし、寛ぐことの出来るプライベートなスペースです。それだけに一度座り込んでしまうと、中々再度立ち上がることが出来ないのです。
ちょっとコーヒーが飲みたいなと思った時は、席を立ってコーヒーを入れ、使ったものを片付けて、コーヒーを持って座るようにしましょう。インスタントコーヒーのボトルを出しっぱなしにしていたり、電気ケトルのスイッチを入れっぱなしにしていてはいけません。
同様に、自宅に帰ってきた時もすぐには座らないようにしましょう。一日の仕事を終え、疲れきっている状態で一度座り込んでしまうと、何くれとなく立ち上がらない理由を見つけてはごろごろと休んでしまいます。
自宅に帰ったらすぐ持っていた荷物は所定の場所へと直し、着ていたスーツや作業着はハンガーに掛けるなり洗濯カゴに放り込むなりしてしまう。手を洗い、リラックス出来る私服に着替えてからようやく座ることを自分に許可しましょう。
とにかく立っている間は用事を済ませるために動く。これを心がけていると、後でやれば良いか、ということを防ぐことが出来るのです。
床にものを置かない
例えば仕事帰りにコンビニ寄って、少々のお菓子やら次の日の朝ごはん、その日の分の夕ごはんを買って来たとしましょう。そんな時でも、なるべく床にものは置かないようしましょう。
残念なことに、日本の国土は余り広くはありません。そのため、大きな一軒家でもない限り、男性が生活している部屋の広さはたかがしれています。
床と壁は、部屋の中でも最も美観に影響する部分です。壁に物を掛けてもそう邪魔になることはありませんが、床の上に物を置くと、一気に部屋の中の印象が雑然としてしまいます。
洗濯物から着ていた服、ちょっと使った雑貨やコップ、テレビやエアコンのリモコン類、携帯電話やタブレットなどまで全て含め、床の上に置くものは必要最低限のものだけにしましょう。
床が見えていると、それだけで部屋の中は綺麗に見えます。それだけでなく、床の上にあまりものがなければ、ささっと掃除をするのもとても楽になるのです。ゴミが落ちていればすぐに気がつくことも出来ます。ちょっとした心がけで部屋を綺麗に保ちましょう。