自分の成功するタイプに合った事をしないと上手くいかない理由
「凄い、あんな風になりたい」という憧れは人それぞれ違うと思いますが、違うタイプでも同じような結果を出している人を見て、困惑することはありませんか?たとえば、ビジネスをして1億円稼ぐ起業家の人もいれば、投資をして1億円稼ぐ人もいますが、その二人の話すことは違うかもしれません。
ビジネスマンは目標を第一に毎日しっかり計画を立てて一生懸命頑張るというかもしれませんが、投資家は何年も待って一番投資しても良さそうなものが見つかるまでじっと待つ、それがない時は気楽に過ごすというかもしれません。こうした違うタイプで同じ結果を出している人を見たら、自分はどっちをやればいいんだ?と迷ってしまうかもしれません。
人間にはタイプがある
なぜ、同じことを違う人がやっても同じ結果が出ないかというと、人それぞれタイプがあるようです。それを分けるといくつかのタイプに分かれるようですが、その1つはスターと呼ばれるタイプです。
これは、テレビで活躍したり芝居や歌など人前で活躍するのが好きな人や、人と話して自分の商品サービスを話すことが好きな人、一般的に明るい人が多いようです。
ですが、その特性が強いと自分を主張することが周りから浮いてしまうような感覚を覚え、周りに合わせるために静かにする人もいるようですが、それだと自分のタイプを発揮出来ずに退屈な人生になりかねないようです。
他には0から1を作るのが得意なクリエイターと呼ばれるタイプもあります。その名の通り何もない0から新しい1を作るのが好きな人で、ビジネスマンでも新しいビジネスを次々と作り上げる人がいるのもこうした特性があるからといわれています。
その実績だけに憧れて自分の特性が違うのにその人を目指そうとすると、いつまでも自分らしくない苦しい人生になりかねません。実績や賞賛を目指すより、自分らしさを目指した方が結果的に望んでいる結果以上の結果が手に入ることも少なくないようです。
自分に合ったタイプを見つける
他には1から改善して優れた10を作ることが得意な人もいます。0から1を生みだすのは苦手でも、すでにある1をより改善して10にするのが得意な人は、コンサルタントやコーチなどにも向いているかもしれません。
それぞれの分野でそういう求められている特質が違うと思います。また、こつこつと蓄積していくのが好きなタイプの人もいます。人前で活躍するタイプの人からすればそんな人生は嫌と思うかもしれませんが、家にいてパソコン上でコツコツ投資をして積み上げていくことに夢中になる人もいます。
これだけ正反対といえるようなタイプでも、お金を稼ぐという幅広い視点だけからしか見なかったら、自分らしい方法以外でやってしまうといつまでも目標を達成することができないかもしれません。それだけならいいですが、それで自分に自信を無くして次のステップを踏めなくなるともったいないでしょう。
自分にはタイプがあり、好きと思えないものは自分のタイプじゃないことが分かれば、最初にしておきたいことは自分に合ったタイプを見つけることで、それからお金に結び付けていく流れがいいのかもしれません。
また、ひたすら人と交渉するのが好きな人もいます。人と人を繋げて大きな富を築いている人もこのタイプで、ひたすらシステム改善を一人でこもってやるのが好きな人からすれば、人と話すセールスのようなものでお金持ちになることは嫌だと感じるかもしれません。
そうしたタイプの違いがあることを知っておくだけでも、自分の可能性を追求したいと思えるかもしれません。
全てを1にするか、1つを10にするか?
これらのいくつかあるタイプは、必ずしも1つだけをやらないといけないというわけではなく、最初は苦手でもやっていくうちに伸びていくものもあります。
学校の勉強と同じように考えられますが、それもバランスが大切で、全てを1にするのか、得意な1を10にするのかではどちらが自分らしい幸せな人生になるでしょうか。
1つしか10がないのもバランスが悪いかもしれませんが、全て1でも自分らしい才能が分からない人になるかもしれません。そう考えると得意な1を10にするのは大切ですが、0を1,2と上げておいても損は無いでしょう。
もちろんやりたくないことに集中しすぎてやりたいことも忘れないことは大切です。バランスがいいというのは全てを1にすることよりも、自分らしい才能の部分は常に伸ばしていき、他の自分らしくないタイプの部分は少しずつ上げていくだけでも、人間としての幅が広がるでしょうし、それだけ出会いやチャンスもめぐってくるかもしれません。