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あなたは真面目な性格?実は性格はガラッと変わる心理学を紹介!

性格は簡単に変える事が出来ます。平社員だった人がマネージャーになったとたん、何となくシッカリした人になったりする様に、与えられた役割によって変わります。そんな役割性格について解説します。

電車に乗っていると、車掌さんのアナウンスが入った時に、その特徴的な声の出し方に対して、一体どういうマニュアルがあるんだろう?こういう声の出し方や話し方は訓練しているのだろうか?と思う事がありました。

しかし、関係者にヒアリングをしてみると、実は普段の話し方で問題無いんだそうです。なのに、多くの車掌さんは「次は~◯◯駅~◯◯駅~」と独特の声色とイントネーションでアナウンスをされます。一体これはどういう事なのでしょうか?

実はこれが役割性格という心理学です。車掌さんになったら、皆、何となく自身が持っている車掌さんっぽさに浸透するのです。居酒屋で働いていた気風のいい店員さんが、フランス料理店に転職をした時は、その気風の良さはどこへやら、とてもおしとやかな接客をしておられました。

こんな風に、与えられた役割に浸透するのが役割性格なんです。それっぽく、なりきるんです。しかし、単純にその場だけなりきっている訳ではありません。役割性格が浸透し、普段の性格にも影響を与えます。

例えば、今まで平社員で、とても気さくだった人が、マネージャーの職に配属されたとします。その会社のマネージャー職は、誰しもがとても厳しく、結構言葉も荒々しく、威厳のあるポジションだったとします。そうすると、この前まで同僚に気さくだったその人が、役割性格によって貫禄を身につけ、言葉も態度も厳しくなるなんて事はよくあります。

そして、家に帰っても、何となくその貫禄を保持したまま家族と接してしまうんです。そんな風に役割によって、良い様に作用する場合もあれば、悪い方へ作用してしまう場合もあります。

役割性格の活用

では、役割性格を良い様に活用してしまいましょう。これは、自分で自分に役割を与えてしまうんです。要するに振る舞いを自分の理想の状態に変えるという事です。

例えば、自分の理想はどっしりと構えて、それでいて気さくである。そうして自分のイメージする状態になりきる。なりきっているうちに、だんだんそれっぽさが出てきます。

自分で与えた役割、もし自分がホテルマンだったらこんな振る舞いをするとか、自分が一流営業マンだったらこんな歩き方をするとか、そんな些細な事で構いません。

また、憧れの人を真似してその人の様に振る舞うというモデリングというテクニックもオススメです。あなたが設定した人っぽくなってみて下さい。

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