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性格は変えられる?自分の性格を別な方向に変える方法とは?

「なんで自分はこんな性格なんだろう?」ふと疑問に思ったことはありませんか?それが好きな人もいるでしょうし、嫌いな人もいるかもしれません。

もし自分の性格が好きならそれに越したことは無いでしょうが、人によっては自分の性格が嫌いで変えたいと思っている、もしくは諦めている人もいたり、中々上手く付き合えないものが性格ではないでしょうか。ですが、もし今の性格を変えられるとしたら、どうでしょうか。

性格は正確じゃない?

性格といえば、人それぞれ違った個性で、あの人は好きと言っているけど自分は嫌い、自分はバレーボールが好きだけど相手はサッカーが好き、漫画が読むのが好きな人もいれば自分は体を動かすのが好き、そんなふうに自分と他人がそれぞれ違った好き嫌い、そして物の考え方や言葉使いなど、曖昧ですが人との違いのことを何となく性格という見方をされていると思います。

もちろん自分の中には変えられないものもありますが、それは性格というより自分の才能や宿命といったものです。才能とは家系やDNAなどによって、生まれた家がビジネスマンだったり音楽をずっとやっていたり、そういう好きなことに対する才能は中々変えることが出来ないかもしれませんし、そもそも変える必要がないことかもしれません。

また、宿命というのは生まれてきた親や家を変えることが出来ない、すでに自分と切っては切れない縁で結ばれているような関係のことをいいます。そうしたものは変えることが出来ませんが、後から状況を変えていくことは出来ると思います。

たとえ音楽が大好きな家で生まれたとしても、自分も必ずしも音楽をやらないといけないわけではなく、才能として音楽の才能があったとしてもどんな人生を選ぶかは自分の選択で出来ることです。そして、性格も自分の選択で選ぶ事が出来ます。

性格を変えるのは大変?

とはいっても、やはり誰でも簡単に性格が変えられるなら苦労はしていないでしょう。こんな性格すぐに変えられたらいいのにと思っている人もいるかもしれませんが、なぜそんな性格になったのかを突き詰めていくと、もう少し自分の性格を愛してあげることが出来るかもしれません。

性格といっても色々な側面から見ることが出来ますが、その1つは性格は自分を守ってくれている存在ということです。

人間はどんな状態でも痛いのが嫌いです。そして痛みよりも心地よさ、安心感といった気持ち良さを求めて生活しています。たとえそれが本人にとって少しぐらい不快でも、その性格を変えるとさらに不快なことがあることが分かっているので、嫌でもその性格でいることがあります。

もちろん中には自分の性格が好きでずっとその性格でいたいという人もいるでしょう。ただ、もし人と付き合っていて感じ方、考え方、行動の仕方を性格というなら、その根本にあるのは痛みと快楽という原則があります。それを変えると今までの自分の物事に対する見方が変わるでしょう。それは色々な出来事によって変わると思います。

たとえば友達といる時はハキハキしゃべって主体的に面白いことをするキャラクターでもあれば、親戚の前にいると何も話さずニコニコしているだけの性格かもしれません。そして、その時はそれぞれ考え方、感じ方、行動の仕方が違うと思います。

まずは認めてあげる

自分の性格は自分を守ってくれていたんだ、それは生きてくる中で痛い思いをして、もうそんな思いをしないように自分の在り方まで作ってくれたんだ、と自分を認めるのか、せっかく守ってくれていた自分を批判するのかでは、どちらが自分の性格を変えやすく、自分を好きになりやすいでしょうか。

そうやって過去の自分を思い出し、その自分と話し合うだけでも変化が起こります。そして、感情が動いた分だけだんだんと自分の考え方や行動の仕方も変わっていきます。

なぜなら、感情的な痛みと快楽によってどんな性格が自分を守ることになるかを潜在意識は決めるからです。自分の性格に悲観するなら、自分を守ろうと常にどんな状態が一番ベストかを考えてくれている存在がいることに感謝出来ると、自分を悲観する気持ちは和らぐかもしれません。

どんなに今の性格が受け入れられなくても、もしそれの痛みが強くなりもっと違う性格がいいとなれば、それはゆっくりとでも変わっていくことが出来るでしょう。

ですが、それを意図的に変えるには自分と違う性格の人が何を感じて、何を考えて、どんな行動をしているのかを観察し、それを真似したり受け入れたりすると、新しい自分の可能性も見えてくるでしょう。

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