自分の成長はどこを見れば分かる?相手の反応で知る自分
自分がどれだけ成長しているのかは、「相手の自分に対する反応」によって分かります。相手は自分を映す鏡。人を見て自分を知りましょう。
自分の成長は自分では分からない
自分がどれだけ成長しているかは、自分ではなかなか分かりません。成長しているつもりでも、実は以前とさほど変わっていなかったり、変わったつもりはないけれども、結構成長しているという場合もあります。
久しぶりに会った人に「昔と全然変わっていないねー」と言われる人もいれば、「何だか面構えが変わったなぁ。とてもしっかりした面構えになったぞ」なんて言われる事もあります。
更に「何だか貫禄が出てきたねぇ」とか「以前の方がキリッとしていたぞ」とか、周りの人がくれる情報は、結構自分の位置を特定するのに有力な情報なのです。
更に、仕事の引き合いが増えたり、知り合いの数が増えたり、知り合いや友達からの頼まれごとや相談ごとが増えたりした時も、自分が成長している証だと言えます。
昔馴染みのグループに久しぶりに会った時に、居心地が良いと感じるか、居心地が良くないと感じるかによっても、自分の成長度合いの判断基準となるでしょう。
もしも居心地が良いと思う人は、前回会った時から余り成長がありません。逆に居心地が悪いと思う人は、前回会った時よりも成長をしているという事になります。
自分の成長している位置は、周りを参考にすればある程度特定出来るでしょう。
人を見て自分を知る
自分の位置がある程度分かったら、今度は自分の位置を上げる事を考えましょう。それも人を見る事はとても参考になります。
人の長所を活かして、短所は反面教師に出来るからです。その人の素敵だなと思うところは、どんどん取り入れて自分のものにして行きましょう。
例えば、相手の行動力のある部分や、気さくな人柄、周りへの気配りや心配りの仕方をチェックしておいて、自分も同じようにやってみることで、自分の新しい世界が広がるでしょう。
逆に、人の悪いところは反面教師にすれば良いだけのことですから、悪いとこにイライラしたりする必要もなければ、見て見ぬふりをする必要もありません。
例えば、人と話す時に目を見ない人だなと感じれば、自分は相手の目を見て話そうとしたり、相手がネガティブな思考の人であれば、それによって、どういう時に損をしているのかを確認出来れば、自分は同じ事を思わない様にするとか。
こうした方法で、相手の短所を自分の長所に変える事が出来れば、周りの人の良い所からも悪いところからも学ぶ事が出来ます。
自分を映した相手という鏡は、更に自分に磨きをかけてくれるでしょう。