> 趣味・ライフスタイル > 自分を傷つける心の声を編集しましょう!サブモダリティの変え方

自分を傷つける心の声を編集しましょう!サブモダリティの変え方

自分の心の声は自分を傷つける場合が多いです。自分の自己イメージを下げる心の声を、サブモダリティを変えて良い様に編集しましょう。

失敗して恥をかいてしまった時、自分の心の声が自分を責めたりする事ってありますよね。「どうして自分はああいう局面で失敗してしまうんだろう!」とか、「何て自分は情けないんだろう!」と自分を攻撃する場合があると思います。そんな時にサブモダリティを変えて、その攻撃と、精神的なショックを軽減してしまいましょう。

サブモダリティの基本

自分を責める声が聞こえて来たら、あなたのイメージの中でその声を調整して下さい。その際に調整するポイントの基本は四つです。それは、声の大きさを調整する事、聞こえてくる場所を調整する事、話す速さを調整する事、声のトーンを調整する事です。

サブモダリティには構成されている要素があって、例えば「大きい」に対しては「小さい」、「場所を近づける」に対して「場所を遠ざける」、「早い」に対して「遅い」、「声のトーンを上げる」に対して「声のトーンを下げる」などがあります。その構成要素を上手く活用して調整しましょう。

声の大きさを調整する

「やっぱり信用してはいけない相手だったじゃないか!どうして俺はこんなに無防備なんだ!」という自分を責める声が聞こえて来たとします。その時の声の大きさはどれ位でしょうか?しっかりと一度認識をしてみて下さい。

そして頭の中で、その声の大きさを編集加工しましょう。想像の中で、ボリュームを調整するつまみを回していき、どんどん声を小さくしていって下さい。

場所を調整する

「なんでそんな事も出来ないんだろう」という様な声が聞こえて来ました。今度は場所を調整して対処しましょう。その声が聞こえてくる場所がどのあたりからかを認識して下さい。

もしも近くから聞こえてきているのであれば、イメージの中で、少しずつ遠ざけてみて下さい。どうなりましたか?あなたを責める声はどんどん遠くへと去って行っていますか?ほとんど聞こえないくらいに頭の中で遠くへ離してしまいましょう。

速さを調節する

「いつも決めた事をなかなかやり遂げる事が出来ないなんて、情けないよな。ずっとこんな調子で大丈夫なんだろうか」また自分を責める声が聞こえて来ました。今回は速さを調節してみましょう。あなたを責める言葉の速さはどれ位の速度ででしょうか?

矢継ぎ早に責め立てる言葉が出てくるのであれば、結構なハイスピードなのでしょうか?それともゆっくりと落ち着いた状態であなたを諭す様に責め立てるのでしょうか?

どちらにしても、あなたの頭の中で、調整をしてしまいましょう。まるでビデオを早送りしている時の様に、聞き取れないくらいに早いスピードにしても良いですし、何を言っているのか判別出来ないくらいに遅いスピードにしても良いのです。

声のトーンを調整する

「何でまた同じ失敗をしてしまうんだろう。だから自信がつかないんだよ」自分を責める言葉、今度は声のトーンを調整してみましょう。自分を責める言葉のトーンは高かったですか?それとも低いトーンだったでしょうか?

それをあなたの自由に調整して下さい。何オクターブも上げて、全く他の人の声であるかの様なトーン。聞き取る事すら出来ないくらい高いトーンにするのも良いですし、逆にオペラ歌手にも出せないくらいの低いトーンにするのも良いですね。上手くトーンを調整して、馬鹿馬鹿しくなるくらいに変えてしまいましょう。

変えた後は

こんな風に、サブモダリティによって自分を責める声を和らげたら、今度は自分への影響がどのくらい減っているのか、軽くなっているのかを確認して下さい。

軽くなっていなければ、もう一度イメージをして調節をしましょう。再度確認をして、軽くなっていると感じたのであれば、今度は自分を責める心の声を、自分にとって有益な助言だと考えましょう。否定的な言葉の中にある肯定的な意味合いを見つけて下さい。

「何でこんなに自信が無いんだろう」という心の声に対しては、「自分は自信を付けたいと思っているんだな。じゃあ小さな成功体験を繰り返す様にしよう」という風に、責める声に隠されている肯定的要素を見つけて下さい。

もしサブモダリティによってあなたを責める声を調整していなかったとしたら、批判的な声のダメージによって、あなたは素直に聞く耳を持たなかったでしょう。

しかし、サブモダリティによってあなたを責める事によるダメージは軽減していますから、素直にアドバイスとして聞く事が出来るはずです。この様にテックニックを上手く使いながら、あなたにとってマイナスにしかならなかった声をプラスに作用する様に変換して下さい。

スポンサードリンク
スポンサードリンク