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ルールって守る必要が有るの?自分の感情とルールについて

自分の自由な発想や、自分が得たい感情を追求するとルール違反になる場合が有ります。では、そんな時、ルールは守る必要が有るのでしょうか?

ルールとは?

感情を追求すると、ルール違反になる事って有りますよね?例えば、どうしても欲しいものが有って、それを手に入れるにはお金が足りない。だから盗む。そうすると犯罪になる。

どうしても好きな人が出来てしまった。しかし、自分は既婚者だから、交際してしまうと不倫になってしまう。この様に、自分が得たい感情が、ルールの枠の中であれば問題無いのですが、どうしても欲しいものが、ルールの外にある場合には、ルール違反となってしまいます。

そもそもルールとは、集団社会が幸せで有るために作られた規範です。それを誰かが破る事によって、他の人を不幸せにしてしまう場合が有るのです。

ですから、結論的にはルールは守らなければなりません。しかし、ルールの話になった時、発想は柔軟にして置かないと、ルールに縛られすぎて、自分が得たい感情を全く得ることが出来ないという場合も出てしまいます。では、ルールの本質とは一体どんな事でしょうか?

価値観は国によって違う

価値観は国によって違います。ですので、ルールも国によって違うのです。例えばスペインでは、国をあげてのお昼寝の時間が有ります。その時間はお見せも閉店されていたり、街中に誰も人がいなくなります。

日本でお昼寝をしたら「けしからん」と怒られるかも知れませんが、スペインではお昼寝をしなかったら「けしからん」と怒られるわけです。イヌイットはお客様を接待する時に、自分の妾を夜の寝室に差し出したりもします。

国によって価値観や考え方が異なるので、ルールも異なるのです。我々にとって正しい事というのは、他の国では正しくない事も有るという認識が必要です。

価値観は時代や境遇によって違う

価値観は時代によっても違います。戦争の時は、敵を沢山殺めた人が賞賛されますが、平和の時代では一人殺めただけでも罪になります。賊軍として戦っていた武士が、時代の形成の変化によって官軍として戦う場合も有ります。

この様に、時代や境遇によっても、ルールという事は変わってしまうのです。その時にルールの範囲で正しいと思っていた事が、ルールが変わると、同じことをしていてもルール違反になってしまう事も多いと言う事を知りましょう。

それを知った上でルールを守る

このような事をしった上で、一体どうするのでしょうか?ルールを破ってもいいのでしょうか?いえ、決してそのような事は有りません。

結局ルールが変化するのは、その状況の変化に合わせているからです。つまり、ルールとはその時々に、集団が幸せになれる方法なのです。そのルールにしたがって、幸せな気持ちでいれるようにしたいものです。

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