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今日で劣等感とお別れ!他人と比べる癖をなくす3つのステップ!

私は、両肩部分にアトピー肌を持っているのですが、子供の頃、よくこれで馬鹿にされたり、気持ち悪いとか言われて傷ついたものです。なので温泉やプールのような肌を露出する場所は極力避けてきましたし、私は男性ではありますが、肌がきれいな人を見るとうらやましかったものです。

大人になってからは何とも思わなくなりましたし、むしろ今、目の前に魔法使いが現れて、アトピー肌を治してあげようと持ちかけられても、別にどうでもいいです(笑)本当にそう答えると思います(笑)。

上記の例から見ると、劣等感というのは他人との比較で生じる物であり、仮に無人島にひとりでいたとしたら、絶対に生まれないものなのです。なので今日は、他人と比較しなくなる3種類の思考法をお伝えします。

1:十人十色という真理を理解する

まず最初のステップとして、人間というのは十人いたら十人とも違う思考、容姿、好み、動作言動をします。まったく同じ人間なんて地球人60億人中ひとりもいません。つまり違って当然なのだという事を知りましょう。

この人イヤな事言うなと思う人もいれば、この人の言葉遣いは素晴らしいなと思う人もいるでしょう。この人の表情嫌いだなと言う人もいれば、この人の顔は見ているだけで幸せになるなという人までいます。つまり、他人に自分がどう評価されようが、自分が他人をどう思おうが、そんな事は何の基準でもない事を知りましょう。

例えば現代社会では、細くて長身で、細く締まった筋肉がついている人間が美しいスタイルだと高く評価されます。モデルや芸能人など、ファッションリーダーとされる人達がそういう基準で選択されるため、そういう基準が出来ているわけなんですが、それが本当に美しい人間の姿なのかと言われたら、正直誰にも答えを出す事は出来ません。

実際、アフリカなどでは、恰幅がよく太っている男女の方が豊かで美しいとされていますし、首長族や唇に大きな輪っかをはめこんでいる民族など、私たちには到底理解の及ばないものであり、その美しさは文化の違いによりさまざまです。

時代の流れによっても美の定義などはコロコロ変わります。なので他者や流行に流されるのではなく、自分自身の唯一の基準を持つ事です。そうすれば他人と比べる事はなく劣等感が生まれる事もなくなります。

2:聞き流す見流すスキルをつける

そうは言ってもやっぱり他人の意見や流行が気になってしまう。自分だけ浮いた事をしていたら笑われてしまうし、恥ずかしい思いはしたくない。世間知らずだと馬鹿にされたくない!そう思う人はたくさんいるはずですし、実際に1を行動に移せる人は多くないのは分かっています。

なのでここで決断しましょう。「自分のための人生を生きるか」それとも「他人のための人生を生きるか」をです。後者を選んだ人は、以降の文章は読まなくて構いません。もし読んだとしても何も変わりません。前者を選んだ人に宛てて、この考えをお伝えしていこうと思います。

自分のために生きる人生というのは、すべてが自分発信であり、100%周りから見ると変人です。しかし自分を表現するという事は、他人と異なる行為であり、当たり前の事だと知りましょう。私の言っているのは、他人と違っていればなんでも良いという話をしているのではありません。

こういう話をすると、無差別殺人をして目立ってやろうとか、テロ行為で世間を恐怖のどん底にたたき落としてやろうなどという非建設的な考えをする人がいますが、そういうくだらない事に力を使うのではなく、自分という媒体を使って「積み上げていく建設作業」を行う事が他人と良い意味で差別化され、自分自身に価値を感じる事ができ、他人と比べなくなる方法なのです。

ここに至る準備段階として、周囲に流されないための自分を作る。他人の意見を聞き流すスキルを身につける事は必須スキルです。すべてを聞き流すのではなく、自分の心が欲した意見に限り、耳を傾けるのです。それが自分の一部になっていくから。

3:揺るぎない自分の軸を作る

最後の3ステップ目は自分の軸を作る事です。どんな状況になろうが、どんな事を言われようが、絶対に自分の軸がぶれないように予防策を打っておくんです。

例えば、以前、伴侶を失い鬱病になった人が毎日家にひきこもりふさぎ込んで嘆いていたそうです。しかしある時、これではいけないと思い、東日本大震災の被災地に赴き、一心不乱にボランティアでの復旧作業に全力を注いだそうです。

被災者を助けたかったのか、それとも助けたかったのは自分自身なのか。その人にしか答えは分かりませんが、結局彼女はどちらも救い、病気を克服したそうです。

何か落ち込んだ時、ふさぎ込んだ時、家にこもって考えていては思考は悪化し、どんどん状態は悪化します。彼女のように、行動を起こす事で変化が生まれるので、落ち込むような状況が生じたら、すぐに動くなどの予防策をたくさん用意しておくことです。

ストレスがたまったらスポーツをして汗を流すとか、カラオケで発散するなどもいいでしょう。こういう予防策を持っておく事は力となります。そしてそれが自分の軸を太くしていき、揺るがない自分を形成していきます。

この3ステップを毎回たどっていけば、他人と比べる事は減っていき、それが習慣化されれば、ほとんどなくなります。劣等感を持たない人生というのは、ある種最高の開放感を味わえますので、是非この方法で自分を解き放ってください。

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