ストレスなく煙草をやめたい男必見!楽な禁煙のコツ
昨今では、喫煙者は、肩身の狭い思いをしていますね。すでに、喫茶店などでは、喫煙スペースよりも、禁煙スペースの方が大きい店の方が多いのではないでしょうか。
喫煙をしていると、煙草のにおいが、周りの人についてしまい、嫌われる要因になります。特に、合コンでは、多数の人が吸わない限り、肩身の狭い思いをしますし、何より喫いたいときに喫えないという、辛い環境に立たされます。
また、相手の女性が、香水等を好んでいる場合にもタバコはNGとなることがあるようです。なぜなら、相手の香りを、たばこで台無しにするからです。
そんなわけで、煙草の弊害をなくすため、今日は、ストレスなく禁煙をする方法をご説明いたします。
1、捨てる
まず、1つは、手許に置かないことによって喫わないようにするためです。なぜ、煙草を喫ってしまうかと言いますと、手許にあるから喫ってしまうということです。言ってしまえば、半径10m以内に煙草がなければ喫いようがないということです。
もう一つの意味は、禁煙を開始したという具体的な行動であるということです。再び喫うためには、新たに買わなければなりません。こういった行動をしたということが、自分自身の意思を固めるきっかけになります。
もっとも、こういった行動そのものに過度に期待をかけるべきではありません。たとえ捨てたとしても、1,2日もすれば、どっかの自販機で煙草を買ってきて、いつも通り喫っていることでしょう。あくまで、煙草を捨てるのは、開始の合図及び、究極の方法の確認です。
2、宣言
まず、宣言したことを破らないようにするという、抑制的な意味です。心理学の実験でも実証されているのですが、人間は一度宣言をしたことを破るには、それなりの度胸が必要となり、破りにくくなるということです。
もう一つの意味合いもあります。それは、喫煙者から煙草をもらう危険をなくす、ということです。喫煙者の方は、気を効かせて煙草をくれるということがあります。
この煙草をもらったり、または、拒否したりする可能性を減らすのです。こうすることで、なるべく、煙草と接する機会を減らすことができます。
3、10分待つ
もっとも、このようなことをしても、煙草がすぐ喫いたくなるでしょう。こういった場合、どうすればいいでしょうか。
まず、煙草を喫う前に、10分ほど、待ちましょう。そして、喫いたい自分の心を観察します。
その後、喫いたくなっている自分を、じーっと観察し、それを受け入れてあげましょう。「そうか。煙草がそんなに喫いたいのか。そうかそうか」と。
そして、そのまま喫いたくなくなるまで、じーっと、喫いたくなっている自分を観察していきます。
ここでやってはいけないのは「どうして自分は忍耐が足りないんだ!!!」と自分を否定することです。自分を否定すると、却って禁煙できなくなります。
こんな心理学の実験があります。ダイエット中の女性に来てもらい、美味しそうなお菓子を置いておいた部屋に一定期間放置します。そして、お菓子を食べてしまった群をさらに2手に分けて、一方は、「ダイエット中なのにお菓子を食べてしまいましたか。でも、そんなこともありますよ。気にしないでくださいね。」等慰めの言葉を掛けた群と、何もしない群とを作ります。
そして、2組をもう一度お菓子のある部屋においておいたところ、なんと慰められた群の女性の方が、お菓子を食べる率が下がった、という実験結果です。
つまり、自分を受け入れられた人の方が、忍耐強くなれるのです。自分が、自分を否定してしまうと、モチベーションが逆に下がってしまい、自暴自棄になり、禁を犯してしまうということです。
禁煙についても同じで、弱い自分や、間違ってしまった自分を否定することで、ズブズブと元の状態に戻っていってしまいます。自己否定は、結局は、約束事を破ることにつながってしまうのです。
ですから、たとえ、煙草を1本喫ってしまったとしても、自分を責めず、また、禁煙の意思があることを確認して、次からまたやめていけばいいのです。こうすることで、ストレスなく、禁煙にまい進することができるようになります。
4、他人の助け
最後に、他の人に助けを借りるという手もご紹介しておきます。まず、禁煙外来というものが現在ではあります。
また、電子煙草などの禁煙グッズなどもありますし、アメ、ガムなどを食べるのもいいです。
こういった、楽な努力を続けることで、禁煙もきっと成功することと思います。