目の前の課題に集中し、期待によるプレッシャーに潰されない方法
あのスーパースターのイチロー選手ですら、スランプ時は、外を歩く時も人の目を見るのも辛かったそうです。どれだけ天才と呼ばれる人達でも、その人に見合ったプレッシャーが与えられるため、人によってその大きさは異なるのだと思います。
イチロー選手ほどのビッグスケールにならなくとも、わたしたちも、日常生活を生きる上で、普通にプレッシャーはかせられます。
学生時代にプレゼンテーションをしたのですが、数百人の前でのプレゼンだったので、かなり緊張しました。
結果としてうまく出来たので良かったのですが、前日は練習練習で寝る事も出来ず、かなり疲労困憊な状態で望みました。出来る事ならもう体験したくはないですね。しんどいですからね。
今日は目の前の課題に集中し、期待によるプレッシャーに潰されない方法についてお話ししようと思います。どうぞ最後までおつかいいいただき、すばらしい人生を歩まれてください。それでははじめようと思います。
知るかボケの精神で生きる
周囲の期待、責任、迷惑がかかる・・・などなど、考え出していたらキリがないので、もう知るかボケの気持ちで生きると楽です。嫌われようが、怒られようが、知るかボケで良いんです。そうしないと、すべてをひとりで背負い込もうとしていたら、潰れてしまうでしょう。
なので基本的に、全部拒絶するくらいで良いと思います。そして拒絶して行くうちに、これくらいだったら、受け入れられるかなというようなものが出て来たら、受け入れれば良いだけの話です。それに、他人というのは本当に好き勝手言います。
自分に利益があるときはベタ褒めしますが、なくなると途端に態度が豹変し、手のひらを返します。人間というのは、わたしはとても苦手です。
自分も含めですけどね。なので、基本的にかなりの距離を取りながら付き合うようにしているのですが、食われるくらいなら、避けた方が良いですね。自分のタイプを見極めて使い分けましょう。
わたしは、子どもの頃から、他人の視線や気持ちを気にしすぎる人でした。そのため、知るかボケの姿勢をとる事が出来ず、かなり苦しい思いをしてきました。
基本的に、人は勝手に生きるので、わたしがケアしなくても、なんとかなります。他人の人生に深入りして、足を突っ込みすぎて、喜ぶ人と喜ばない人がいます。
喜ぶ人は、自分の力だけでは直面している問題を乗り越えられない人です。逆に、嫌がる人というのは、自分で解決するからほっといて欲しいと思う人ですね。
なので、求められない限りは、基本的に深入りしない方が無難だと思います。ほっておけば良いのです。あなたがそこまで手を差し伸べるのは違うと思いますよ。
目の前の事に集中する
このように、迷いが生じた時はいつも、目の前に集中する事です。今やるべき事がなにかは人によって違うでしょう。
わたしで言えば、病気で療養中の時は、とにかく、運動して健康な食事をとる事がすべてでした。働く事など出来ませんでしたし、働かなきゃという義務感に押しつぶされそうでしたから、その闘いと、あとはその目の前の課題の運動などをやる事でした。
わたしは、責任感が強く、罪悪感を感じやすいタイプで、真面目なんでしょう。ゆっくり休む事が出来ず、かなり困りました。しかし、急がば回れということわざもあるように、成功をつかみたいのであれば、目先の事に振り回されずに大局的に見るようにしましょう。
中途半端に治してしまうと、また再発する可能性があるので、徹底的に治す。そして、完璧になおったら、バリバリ仕事をすれば良いのですから、病気による療養は、休憩ととればいいのです。そもそも、病気というのは、体の異常ですから、休まないと命はもちませんよ。
わたしは、そのときは、両親や兄弟、周囲の目が恐かったですね。良い年をして働きもせず、みんなが働いている時に、運動などをしているわけですから、おかしな状態です。そして、噂もされていたそうです。しかし、わたしは、気にしませんでした。しないように努力しました。
人は好き勝手言いますから、調子がいい時は良いときでねたまれたりするのもです。なので、放置する事にしました。
しかし、当時わたしを馬鹿にした連中に関して言えば、絶対に調子が良くなっても相手にしないようにしようと思いました。くだらない人間と関わると自分の質まで落ちてしまいますしね。
誰もわたしには何も期待していたわけではないのですが、自分の中の強迫観念のようなものですよね。それが、わたしに働け、就職しろ、結婚しろ、、、などと言った、過剰なプレッシャーを与えていたわけです。
しかし、ある瞬間、人の事なんて知るかボケ!と思える瞬間がやってきました。そうなったら後は楽でしたね。あとはすすむだけでした。