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楽しいことが見つからない理由と、それを見つける方法とは?

最近、楽しいことが見つからないという人が増えてきているようです。それも、仕事ばかりで忙しい大人だけではなく、中学生や高校生といった一番楽しさを感じられる時期の子供でもそう感じるようです。なぜ、楽しさを感じられなくなるのでしょうか。それは、年齢や性別によるものではありません。それは、、、。

気持ちを抑えつける環境

年齢や性別は楽しさには関係ないといえます。なぜなら、今の時代はそうした人が増えているとしても、昔はもっと楽しさを感じて生きていた人も多かった時代もあり、現在でもそうした生き方をしている人もいます。

では、なぜ楽しさを感じない生き方の人が増えているかというと、それは気持ちを抑えつける環境に育っているからといえます。ある人は、テストで良い点数をとって親に褒めてもらうと思ったら、全然褒めてもらえなかったり、ある人は、楽しいゲームをずっとやっていたいのに、1日1時間と決められていたり。

親の愛情が子供の感情を抑えつけることになるなんて、誰も思っていないでしょう。親が考えるのは、子供の安全性ですが、それは行動レベルの話で、感情レベルまで深入りしていないので、後々親が対処しきれないような形で感情が爆発する子供もいます。

感情は抑えつけることによって体に蓄積され、人によっては原因不明の病気や重い病気として現れることもあります。また、抑えつけていた感情を解放することによって、老けたり若返ったりする人もいるほど、感情は体にまで影響を及ぼす力を持っています。

感情を抑えつける環境とは、自分が表現したい感情を出してはいけないようになっている環境です。今はそうしたところがほとんどなく、自分の家で1人でいる時や、何でも話し合える友達としか感情を表現出来ないでしょう。

特に、現代人は人との深いつながりさえ持ててる人が少なく、1人でいるときしか自由なときはないのではないでしょうか。ですが、1人になったとしても、普段から感情を表現しない癖がついている人は、何をしたら楽しいのかが分かりません。

楽しさを感じないと、何が問題なのか?

ですが、中には楽しさを感じなくても生きていられればいいよ、という人もいるかもしれません。それならそれでいいかもしれませんが、人生の意味の1つとして、どういう感情を感じるかではないでしょうか。

どんなことでも、そこで楽しさや幸せ、わくわくやドキドキなどを感じるから人生は充実しますが、どんなに他の人がうらやむことをしても、全然楽しくないのなら、充実しないでしょう。それが重なって「人生はこんなものか」という形で自殺を選ぶ人もいるほど、物よりも感情は大切といえます。

逆に、どんなにくだらないことをしていても、それで最高の楽しさを見いだせるのであれば、それは幸せなことといえます。それが「くだらない」の一言で終わってしまうのは、そこから楽しさを見いだせなくなることになるので、それが積み重なるとどんなことでも楽しさを見いだせなくなるかもしれません。

感じる人生と感じない人生

では、どうすれば楽しいという気持ちを取り戻すことが出来るのでしょうか?それは、どんな感情でも感じる勇気を持つことです。感情を感じないようにしているのは、周りに合わせないと恥ずかしい気持ちを感じたり、感情に押しつぶされたりするリスクを感じているからです。

いくら周りからダメといわれても、恥などに負けない人は感情をフルに出しています。泣きたいときは素直に泣く、笑いたいときは素直に笑う、そうした新しい選択をしていくことで、だんだんと感情がオープンになっていきます。

そして、ポジティブな感情とネガティブな感情を分けて考えないことも大切です。なぜなら、人間の考え方としてはそういった分かれ方があるかもしれませんが、体の中ではポジティブもネガティブも同じような感情だからです。

つまり、ポジティブだけ感じてネガティブを感じないようにすることは、同時にポジティブの感情も感じにくくなるということになります。勇気を持ってネガティブと思う感情を感じてみてください。すると、そこまで怖いものではないことが分かります。

それを続けていくうちにどんどん感じる感情の大きさも増えていって、より大きな楽しさを感じることが出来るようになるでしょう。感じる人生=人間の本来の姿で生きる人生、感じない人生=周りの環境に抑えつけられて本来の自分から遠ざかる人生となるかもしれません。

ですが、感じない人生を続けるのは難しいので、どこかの時点で感情が爆発し、今までの自分では考えられないような行動が出てしまう人もいます。感情を感じる人生が始まれば、辛い気持ちも感じやすくなる分、楽しい気持ちも感じやすくなり、今までは楽しいと思えなかったことでも楽しさを感じることができるようになるでしょう。

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