あなたはまだ平気?オヤジギャグ発生の「なぜ?」を考察!
休憩時間の雑談で、唐突にダジャレを言ってしまい場を凍りつかせたことはないでしょうか?いわゆるオヤジギャグ発生の瞬間です。オヤジギャグは「安直である」ということがポイントです。意外性がない、オリジナリティがないので基本笑えません。
若い女性社員からはリアルに軽蔑の対象になったりします。実際、本人だって面白いとは思っていません。でもなぜか口をついてしまう。これはどうにかできないものなのでしょうか。
オヤジギャグはコミュニケーションの潤滑油
そもそもどうしてオヤジギャグが発生してしまうのか考えてみましょう。オヤジギャグの目的は、コミュニケーションを潤滑に進めるためです。場を和やかにし、お互いの親密度を上げることで、会話を弾ませる効果を狙っています。
世代が違う若者とはなかなか話題が無いものです。そこで、より親密になって深い話もしやすくするために、まずは笑ってもらおうという心遣いです。
成功体験がより問題を深くする!?
実際、軽蔑するよりは、内心「また言ってるよ、このオッサン」くらいで収め、表面上は愛想笑いをすることが多いのではないでしょうか。ある程度目的は達成できているのです。
しかし、この対応が“オヤジギャグ発生源”にある種の「成功体験」を与えていることになるのです。何度か目的が達成されると、動物はパブロフの犬的に同じ様な反応をしてしまうものなのです。
脳にインプットされれば、あとは条件反射
オヤジギャグが総じて頭を使わないですむストレートな表現というのも、不意に口をつく一因です。定番のダジャレや今流行の芸人や昔流行の芸人の一発ギャグ、使い古しの下ネタなど、それこそ脳にインプットされてしまい、特定の刺激を受けると条件反射で口にしてしまいます。
「これを口にするとみんなから『オヤジだ』って思われないかな?」という判断が挟まる時間はありません。後悔するとしたら、それは言ってしまった後です。
オヤジギャグを言わないようにするには?
脳にインプットされてしまったオヤジギャグは、そこから削除するのはかなり大変です。しかし不可能ではありません。リハビリをすれば必ず良くなります!希望を持って取り組みましょう!
具体的には、オヤジギャグを言ってもいいのか、場の空気を意識するという練習をしましょう。プロの芸人は「場の空気」を常に読んでいきます。テレビで毎日見かける売れっ子芸人は「今言えばウケる!」というタイミングを逃さないことができる人たちです。
空気が読めればオヤジギャグもアリ!?
オヤジギャグはこの空気を軽んじています。タイミング関係なく言ってしまうのです。これでは非難されてもしかたありません。空気をちゃんと読めるようになれば、思わず口にしてしまうことは減っていくでしょう。逆にタイミング良くギャグが言えれば、しょうもないオヤジギャグもちゃんと笑ってもらえるものです。
オヤジギャグ使いがモテることはない!
オヤジギャグは、若者とどうにかコミュニケーションを取りたいという努力の現れですから、周りの人たちには寛容になってほしいものです。が、いざ自分がそうなるのはぜひ避けたいですよね。
オヤジギャグに頼ってしまう様な【頭の弱い男】がモテる対象になることは難しいでしょう。若者文化にもアンテナを広げ、どんな話題にもついていける様な【できる大人の男】でありたいものです。