「嫁姑問題は俺のせい?」きっかけを減らすための夫の役割とは?
嫁と姑は仲が悪いものです。「うちはそうでもないけど?」という方も多いと思いますが、実際悩んでいる旦那さんも少なくないのではないでしょうか。
今回、夫側からみた嫁姑問題の対策を検証してみましょう。対象は「親とは一緒に住んでいないが、お盆、正月などたまには実家に帰る。いずれは一緒に住むことになると思われる」そんな夫婦の旦那さんです。今のところはまだ結婚されていない方も、婚約者選びの参考にするといいかもしれません。
嫁と姑に文化の違いが発生している
嫁姑がいがみあうのは、個人としての性格の問題も大きいのですが、そもそも嫁と姑がそれぞれ持つ文化の違いが一因です。文化の違いというのは生活習慣、食習慣などの地理的な違いですね。
昔とは違い、就職先として東京などの大都市圏に住み、そこで別の都道府県出身の女性と出会って結婚するということが普通に発生するようになりました。「結婚は将来地元に帰ってきてから」なんて時代ではないですよね。
そうすると、東北と九州のカップルが普通に発生するわけです。東京で二人で生活する分にはいいのですが、お互いの地元に帰ると文化の違いに翻弄されてしまいます。
地元で婚約者を見つければ問題解決!
例えば同じ土地生まれ育った同級生が結婚することになれば、大きく文化の違いは発生しないはずです。しかしそんな状況はラッキーです。少なくとも現状が都市部に住んでいる人であれば、違う地区に生まれ育った他人同士で相手を探すことになるでしょう。
「育ってきた環境が違うから」というフレーズが流れてきそうですが、嫁や姑、お互いよかれと思ってやったことがいがみ合いの最初の原因だったりします。そんな問題をどうしても避けたいなら、早いうちに地元に帰って相手を捜した方が懸命です。
まずは奥さんから説得しよう
すでに違う土地の人と結婚してしまった(結婚相手を見繕ってしまった)あなたはどうすればいいのでしょうか。実際、両方の文化を理解しているのはあなただけです。あなたがどうにかしないといけません。話をする時間はどうやっても奥さんの方が長いはずです。普段一緒に生活していますからね。そこでまずはそちらから説得しましょう。
姑の勘所を奥さんに伝授!
まずは普段から奥さんの行動パターンが姑の行動とどう違うのかを観察してみましょう。掃除の仕方や料理の手順など、できるなら米の研ぎ方・野菜の洗い方というところもこまかくです。その中で、姑が嫌がりそうな行動をピックアップしていきます。
その行動のまずさを、客観的に教えてあげましょう。「実家ではこういう理由があってこうしている」という説明をしておきます。普段から指摘しておけば、いざ実家で奥さんがお手伝い、なんて場面でも問題が生じにくくなります。
姑への突っ込みがあなたの役目!
姑には何か問題が起こったその時々で突っ込みをいれましょう。そのタイミングを逃さないかどうかが、奥さんがあなたを評価する場面です。「あら、○○さん。こんなことも知らないの?」なんて皮肉を言われたときにあなたが「彼女の実家ではそうやって美味しい煮物作ってたよ〜」なんてフォローを入れられるかですね。
あなたは奥さんの味方がベター
そんなときに姑と一緒に奥さんを注意するのは絶対にやめましょう。姑の嫁いびりが勢い付いてしまいます。できるだけ奥さんの方をフォローしてください。
母親は基本的にあなたが何を言ってもあなたを嫌いにはなりません。残念ながら、奥さんはあなたを嫌いになる法的な権利があります。あなたは奥さんを守った方が利益は大きいということを念頭に置いておきましょう。