知らずに臭ってない!?男部屋の良いニオイと持続させる毎日の習慣!
私たちが生活をする住居には必ずそこで生活をしている人の生活臭が染み付いています。特に男のひとり部屋であればニオイがキツいことも多く、それに気がつかないのも本人の悲しいところですから、綺麗な空気とニオイを演出していきませんか?
本人には気がつかない生活臭!?
一人暮らしの男の部屋に足を運ぶと、玄関の戸を開けた瞬間に何ともいえない臭いが漂ってきます。誰の家へ行ってもその人の生活臭というのはあるものですが、なぜだか女性の部屋よりも男性の部屋の臭いはキツくて堪え難いものがあります。
そして、女性にそんな部屋へ招待するのはもっての他だというのはいうまでもありませんが、案外同性の男同士であっても他人の部屋の臭いは気になるものです。なぜ本人にはその臭いが気にならないのでしょうか?
案外綺麗好きに見えても部屋の臭いが強烈な家はあります。そして、その空間で毎日生活をしている本人からすれば、自分の体臭や生活臭なんてとうに慣れてしまっていて、嗅覚があまり敏感ではない私たち人間では臭いを感じなくなってしまいます。つまり、自分の知らない間に強烈な臭いを放っているかもしれないということです。
私たちの衣服についた臭いを調べる方法は簡単です。自分が普段生活をしている空間ではにおいを感じませんので、別の空間へいって自分の衣服なりの臭いをまじまじと嗅いでみればいいのです。
良いニオイを演出するには自分にあったアイテムを
あなたの部屋の生活臭がキツかろうとそうでなかろうと、誰でも共通していいニオイだと感じる部屋の方が好印象には違いありません。そこでニオイを演出するためのアイテムとして芳香剤なんかを使っていくといいのですが、ニオイを演出するアイテムにはいくつも種類があります。
一人暮らしの男女に人気のものに「お香」がありますが、お香は部屋に煙を蔓延させてニオイをつけるタイプなので、あまり焚くとホコリとしてススが付着しやすいですし、ニオイがなかなか強くて好き嫌いがあるので万人受けとはいきません。
つづいて、市販の芳香剤の主流としては液体を布などに染み込ませて、水分が蒸発するのを利用して部屋にニオイを拡散させる方式です。これであれば空気が汚れませんが、市販の芳香剤もニオイが強烈なものとそうでないものがあり、またこうした消臭元タイプの芳香剤は基本的にトイレのニオイを彷彿させてしまうため、あまり万人受けとはいきません。また、近年ではビーズタイプの芳香剤も多く、これも基本的に原理は同じです。
ニオイのつけ過ぎは禁物!
以上の点から、どのような芳香剤であっても基本は人工的なニオイですので好き嫌いがあって当然です。ですのであまり強烈にニオイを放つのではなく、空間のニオイを飾り付ける程度の匂い付けが大切です。
どうしても、トイレの芳香剤は強烈なニオイで悪臭をかき消しますから、日本ではそうした使いかたを連想する人が多いです。それと同時に強烈なニオイを部屋に染み付けることはトイレを彷彿させてしまいますし、来客者の衣服にも強くニオイが染み付いてしまうため、あまりおすすめできません。
ついついその空間で生活をしているとニオイをつけてもすぐに慣れて感じなくなってしまうため、だんだんとニオイがキツくなっていきがちなのは身体につける香水とまったく一緒です。しかし、もともとの部屋がしっかりと綺麗でクリーンな空気であればそこまで強いニオイを染み付ける必要はありません。
もともと身体に振りまく香水も、体臭と混ぜて自分のオリジナルのニオイを演出して個性を出すためのツールですし、それとおなじく、嫌な臭いでなければ部屋のある程度の生活臭はぜんぜん問題ないと思います。その生活臭と芳香剤のニオイがうまくマッチしていれば居心地のいい空間に繋がるはずです。理想としては、洗濯物を干した時のあのニオイや、お風呂から上がったあとのあのニオイのようなほのかなものでいいのです。
生活臭の元凶となるものは!?
では、部屋の臭いをクリーンにしていくことはやはり重要ということですが、部屋の生活臭の元凶となっているのはいったい何なのでしょうか?
やはり一番は布製品です。その人の生活や体臭などが染み付いていって部屋の臭いとなってしまっていますから、布製品をなるべくクリアに保つことが大切になってきます。衣服などはなるべく生活の場に干してそのままにしないことが大切ですし、洗えるものは洗濯する、それでいてカーペットやソファーなどの洗濯できないものに関しては消臭剤を散布するなどしてコマメな対策が必要です。
また、衣類だけではなく食べたものやそのゴミなどがそのままになっていたり、食べ方が汚くて食べカスがカーペットに付着するなども臭いの原因となります。掃除機をかけて拭けるところは拭く、そして、消臭剤を散布していくと臭いが気にならなくなります。
一番大切なのは臭いの元凶を増やさないことですし、空間に漂う匂いというのも長期化すればそれが布製品に染み付いてしまいますから、こまめに空気の入れ替えをするべきです。
コマメに空気の入れ替えを!
臭いの元凶は物質であることはもちろんですが、空気中の臭いもまた布製品に染み付いてしまいます。たとえば、料理をしたあとの部屋の空気は煙でいっぱいでしょうし、料理の具材や調味料などによっても独特の臭いがつきます。
料理屋さんにはそれぞれの料理に関連する独特のニオイがあるように、普段の生活の中で臭いの元は生まれて、それが定着します。こまめに空気を入れ替えることはとても重要です。
最低限、毎週1回はしっかりと掃除をすることとし、1日に最低でも一回は空気の入れ替えをしましょう。芳香剤は効きが悪くなってきたら換えればいいですが、なかなかその部屋で生活をしていてニオイがわかりづらいですから、時期を決めて何ヶ月で交換をするというようなふうに決めておくといいかもしれません。