大雨でも車なら安心?大雨であった運転時の恐怖体験!
さらに、空がゴロゴロと鳴っている場合には雷にも要注意です。建物の中なら大丈夫ですが、野外の場合には絶対に木の下など、危険な場所に逃げないようにしましょうね。毎年落雷の死者は出ています。要注意です。
あと、落雷で安心なのは車の中です。近くに車がある場合には、そちらに避難しましょう。そう聞くと、この季節、大雨でも車なら安心な気がしますが、車にも危険が潜んでいます。そんな危険の実体験を紹介します。
普通に車に乗っていた夏の日でした。しかし、急に空が暗くなったかと思うと雷鳴が響き、急な大雨になりました。ですが、車に乗っているので当たり前ですが、濡れる事もなく普通に運転していました。ワイパーは今までの最高速度で動かし、速度を極力落としての運転でしたが、普通に運転出来ていました。
そして、下り坂に入ったときに、急に車がゆっくりになりました。冠水した場所に入ってしまったのです。やはりワイパーを動かしていても視界は悪く、気が付くのが遅くなりました。
そこからはなんとか脱出して一安心したのですが、それからが本当の恐怖でした。なんと、ブレーキが効かなくなりました。多少の減速はするのですが、それでも普段のように動かない車というのは、恐怖でしかありません。止まれない車なんて、凶器でしかありません。幸いにも近くに駐車場があったので、そのまま入って、車止めに突っ込み停止させました。
ここで私は冷静さを失って判断を間違えたのですが、この状態でもサイドブレーキなら効いた可能性が高いので、もっと安全に停止出来る可能性はありますが、それでも人はパニックになると何をするか分からないので、注意してください。
この件の原因はたぶんですが、冠水した場所でタイヤのドラムブレーキに水が入ってしまったのでしょう。もっとも、車が動いたという事は、エンジンに水が入らなかったという事で、おかげで車自体は無事でしたから、不幸中の幸いというべきだったと思います。
エンジンが駄目になったらどれだけの修理費がかかるかと思うと怖いです。あと、効かなくなったブレーキは次の日には問題なく効くようになっていました。
ともかく、この時期の大雨は「観測史上最高の」とか「今までに類を見ない」という単語が飛び交います。今までは大丈夫だったからと安心せずに、危ないと思ったら無理をしないようにしてくださいね。