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これからの季節に!快適な生活空間を保つ温湿度管理のススメ!

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冬や秋は体調を崩しやすい時期と言われているのはなぜなのでしょうか?いずれにせよしっかりとした対策が必要です。寒い秋冬に快適な生活を送るための、生活環境を見直したり考えていってみましょう。

冬はよりしっかりとした生活習慣を!

冬になると、とても困ったことに体調を崩しやすくなります。寒さや乾燥なども相まって何をするにしても億劫で動きたくなくなってしまうものです。秋は季節の変わり目、過渡期に過ぎず、すぐに冬が来てしまいますし、夏から冬にかけての変わり目ですので、環境や気温も日に日に変化していきます。しっかりとした生活習慣を目指して、より一層規則的な生活や、体調管理、環境管理を考えていかなければいけないのです。

規則正しい生活習慣の基本は、睡眠の質や食事のバランスなどになりますが、これらは全て基本的に自分が生活している家の中でおこなわれることです。規則的な生活習慣が大切なことはこの際、解説するつもりもありませんし、各自の管理でおこなって欲しいのですが、それと併せて、生活環境そのものをもっと快適にしていく必要があるのではないでしょうか?日本は四季のある国ですから、環境変化がとても激しいです。どれか一方の季節は楽しめるのに、どれか一方の季節は楽しめない、それはとても残念なことです。

なぜ冬や秋は体調を崩しやすいの!?

秋は季節の変わり目で、体調を崩しやすい季節です。冬も体調を崩しやすい季節といわれます。では、なぜ季節の変わり目は体調を崩しやすいのでしょうか?そんなの季節の変わり目だからだと思うかもしれませんが、要するにこれは仕方のないことなのでしょうか?明確な原因がわかっていれば、対処できるのではないかということです。

なぜ季節の変わり目に体調を崩しやすいのかというと、これは人間の環境適応能力や自律神経が大きく関わっています。自律神経とは、無意識のうちに生命維持に欠かせない規則的なサイクルを担っている器官です。たとえば体内時計もそのひとつですし、無意識のうちに呼吸をして酸素を取り入れたり、無意識のうちに心臓を動かしたりしてくれています。

また、自律神経系で環境適応能力というものが存在します。これは、環境や気候が多少変化してもストレスを感じることなく、柔軟に対応していく力のことです。人間はこれらの便利な機能が備わっていながら、自律神経は実はとても温度変化に弱いのです。

自然な温度変化の流れであれば問題ないのですが、人間は建物の中で生活して暖かいところにいます。季節の変わり目で気温や気候が変わりやすい季節でも、建物の中は常に快適なのです。ところが一歩外に出たら寒いので、これが急激な温度変化となって自律神経を狂わせてしまうのです。

温湿度計を設置して温度管理を

季節の変わり目でもなるべく体調管理をしっかりとして自律神経を崩さないためにも、安定した家庭環境がとても重要になってきます。室内の温度や湿度は季節によって移ろいますから、これらをしっかりと管理して自在にコントロールできるようになれば、年中室内環境が安定して快適になります。

また、温湿度計を設置して温度や湿度を目で見てわかりやすくしておくととてもいいです。乾燥してくると湿度計にハッキリと表示されますし、それによって起こる体調や環境の変化も体感することができるのです。

温湿度計の設置場所は、なるべく直接暖房や冷房などの風が当たらず、なおかつ人間が普段生活しているリビングなどで、特に人間の目線や胸の位置に近いところがベストでしょう。設置する場所によっても気候や環境が変わってくるでしょうが、より人間が生活している位置に近いところに設置することで、より正確な数値が出せます。

加湿器と除湿器

つづいて、温湿度計だけではどうすることもできませんので、必要にあわせて加湿器や除湿器を部屋に設置していくといいです。これらは冬場だけでなく年中通して使えますので、1年の居住環境を安定させるという面で大いに役に立ちます。寒ければ暖房をつければいいですし、暑ければクーラーを効かせればいいですが、それで部屋の温度を調節することができたとしても、部屋の湿度までは管理できません。特に冬場の暖房では湿度が奪われて大いに乾燥します。しっかりと加湿していかなければウイルスが蔓延しやすくなってしまいます。

加湿器は3,000円前後で購入できますし、最近では除湿器も安いものです。これらをセットで揃えてしまっても、年中使えますので損はありません。そして、加湿器と除湿器の設置場所はそれぞれ離して設置した方がメリットが大きいでしょう。加湿器は結露で水滴が付着しやすく、温度変化の激しい窓際に置くのはナンセンスです。なるべく内側に置くようにし、逆に除湿器は結露が多い窓側に置いておくことで窓からの湿気もシャットアウトできて効率的です。特に冬場の寒さの原因は気温だけでなく、乾燥して湿度が低下したことによる場合も多いですから、これらをしっかりと揃えていくことが大切なのです。

寝る前の環境や温度も大切

最後になりましたが、寝る前の室内の環境は睡眠の質にとって重要です。睡眠の質は生活の質に繋がることから、寝る前の環境は一日の中で最も大切といってもいいかもしれません。そして、ついつい冬場で寒いからといって室内を暖かくしてから寝ていませんか?これは大きな間違いです。

寝る前に部屋を暖めても、寝ている間中暖めていられるわけではありませんから、夜中や朝方に冷え込むことになります。ところが寝る前に部屋を暖めておいたことで、寝入り後に無意識のうちに布団をなぎ払ってしまいます。これによって本当に寒くなってから布団がかかっておらず、風邪をひいたり喉を痛めたり、また睡眠の質が落ちるなどの原因になります。

寝入る前には、部屋の温度を暖めておくよりも、部屋の湿度を上げて乾燥対策をしておく方がいいでしょう。もし寝ている間に布団がかかっていなかった場合、乾燥していればウイルスの宝庫ですし、喉が渇いてダメージを受けてしまいます。寝る前の部屋の温度は上げすぎず、湿度は下げすぎないことがとても大切になってきます。

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