iPodやiPhoneで音楽を聴くのにオススメのイヤホン4選!
iPodの音質の悪さにビックリ!?
現代では携帯音楽プレーヤーが主流となり、幅広く普及しています。今や携帯端末であるスマートフォンも非常に高性能ながらその音楽再生機能も非常に優れており、1台で何役もの作業をこなしてくれますよね。
筆者が初めてiPodに触れたのはちょうど初期型のiPod nanoが発売された年でした。子供の頃から非常に音楽が好きで、MDプレーヤーは小学生で初めて手にして、カセットプレーヤーよりもはるかに曲送りが楽で、低ノイズ、高音質なそのサウンドに感動したものです。
それからいち早くデジタルオーディオプレーヤーを試して、その音質の良さやコンパクトさに感動したものですが、なぜでしょう、iPodを購入して初めて耳にした時に悪い意味で驚いたのを覚えています。
あまりにも音質が平坦で、日本の高音質・高音圧なプレーヤーと比べて音質がすごく粗末に感じたからです。とはいえ、現在ではその音質も当たり前となって、iPodの改良が進んだことによってもフラットで平坦ながらも昔よりはだいぶ聴きやすい音質になったと思います。
イヤホンで大きく音質が変わる!?
それでも不思議な魅力があり、iPodは現在使用しているもので4代目となりますが、このiPodシリーズで学んだことはイヤホンによってビックリするくらい音質が変わるということです。
音楽再生において、しっかりとしたアンプを通せばどのようなイヤホンを使ってもそれなりに良い音で聴こえてくるのですが、こうしたiPodのような小型化と大容量化に特化した携帯プレーヤーでは、じゅうぶんなアンプも内蔵されていませんから、逆にいえばイヤホン次第で何とでもなってくるというわけなのです。
そこで、筆者なりにおススメのイヤホンメーカーをいくつか用意してみました、
オーディオテクニカ – SOLID BASS
まずはじめに、現在でも最も利用している日本の国内メーカーである老舗のオーディオテクニカです。オーディオテクニカは確かな品質とクオリティで国内のみならず世界各国の音楽シーンにおいて、マイクやヘッドホン、アンプなどの製品が評価されています。イヤホンにおいても手の出しやすい安価な値段帯で質の良いものを作っている印象を受けます。
とくに、ここ数年でもはや定番商品ともなった「SOLID BASS」では、現代の携帯音楽シーンにおける音圧の乏しさを補ってくれる新設計サブチャンバーメカニズムによって、自然な広がりと確かな音圧を再生してくれます。
この製品にも価格帯がいくつか設定されており、手の届きやすいところからハイエンドなイヤホンまで値段帯で選ぶことができるのもオススメです。
JVC – LIVE BEAT SYSTEM
つづいて、JVCのイヤホンがあります。JVCはVictorのグローバルグランドとなっていて、Victorが海外戦略を意識して差別化を図ったのがこのJVCです。しかし、国内にも広く製品が流通しており、確かな品質を得られます。ビクター製品はイヤホンにしてもコンポにしても非常にアグレッシブで、音楽のリスニングには最適に色づけのされた音のイメージです。
フラットで平坦なiPodなどのサウンドにも相性が良く、とくに近年の「LIVE BEAT SYSTEM」を搭載したシリーズでは、小さなイヤホンの本体の中に2基のドライバー(スピーカー)が内蔵されており、低域用と中高域用にそれぞれ役割が別れています。これによって、お互いの音が干渉することなく、低域も高域もクリアに再生してくれるのが最大の魅力です。
モンスター
モンスターというメーカーは、日本国内では一部の人を除き、決して有名ではありません。それもそのはずで、本来はギターやベースのケーブルメーカーとして古くから不動の地位を築き上げてきたメーカーで、その業界の人間はみな知っています。
ところが、近年になってイヤホンやヘッドホンの製造を始めたのです。値段帯的には決して安くはありませんし、海外のメーカーですが、それでも楽器やバンドサウンドにおいて不動の地位を確立してきたその技術力は健在で、モンスターならではの確かな音質と一歩前へでた存在感のある低音はイヤホンでも活かされています。
ボーズ
最後になりますが、スピーカーやサウンドシステムの老舗メーカーとしてBOSEは誰でも知っているのではないでしょうか?学校や小ホールなどに設置されているスピーカーにも当たり前のように「BOSE」の文字が記載されています。ボーズは、老舗メーカーと言っても比較的後発の新しいメーカーです。
ですが、その音質と確かな造りによってたちまち不動の地位を築き上げたメーカーでもあります。そのボーズからはライブスピーカーサウンドシステムだけではなく、イヤホンやヘッドホンなどの機器も幅広く発売されており、ボーズの技術力をしっかりと継承した素晴らしい音質を奏でてくれます。
これからの携帯音楽プレーヤーには、イヤホンをしっかりと選んでみてはいかがでしょうか?