浪費してお金持ちになるマル秘テクニック
日本では、お金を稼ぐ事はなにか汚いイメージがあり、逆にお金を節約しようとする人を美化する傾向にあります。これは日本人の間で植え付けられている常識であり、多くの人が賛成すると思います。
そして、常識にとらわれるあまり、その常識から外れてお金を使ったりすると罪悪感にかられて苦しくなり、ストレスになっていったりする人もいます。わたしも若い頃、節約して何かをする事が良い事だと思っていましたし、今も完全にはこの思考から抜け出す事は出来てはいません。
ただ、わたしは○○しなければいけないという意識の強い子どもだったため、この常識から外れるという行為が、たまらなくストレスフルであり、罪悪感を感じてしまいました。
なので、お金は使ってもいいや……と思うようになったら、少し楽になりました。今までは、過剰に浪費に対してこだわり、1円単位でお金の管理をしていたため、すこしでもオーバーすると気が滅入り、ノイローゼ状態に陥っていました。かなり苦しかったのを覚えています。
冷静になって考えればわかるのですが、これだけ細かくお金を管理していると、大きな行動に出れなくなるのです。お金を最優先に持って来てしまうと、新しい学校に行ってなにかを学ぶとか、そのような類いの事が出来なくなってしまう。挑戦を奪ってしまうのです。お金最優先主義は。
なので今日は、浪費してお金持ちになるマル秘テクニックについてお話ししようと思います。どうぞ最後までおつきあいただき、すばらしい人生を歩んでいただけたら嬉しく思います。それでははじめようと思います。
金は天下の回りもの
お金は、使えばなくなると思っている人が多いようですが、実際はそうではありません。その瞬間というか、その日、その月単位で見れば、減っているかもしれませんが、大局的に見ると、そうではないケースがほとんどだと思います。
たとえば、わたしで言うと、恋人とのちょっと大事なデートに向けて、洋服を買ったんです。最近は、あまりお金がないので、まったく買わないのですが、結構買いました。
そうする事で、わたしの財布からお金は消えました。そしてお金がなくて寂しい気持ちにもなったのですが、そのデートの後、やっぱり洋服買って良かったなと思ったんです。
ちょっとした高級なレストランに行ったので、ちゃんとした格好でいかないといけなかったのですが、安っぽいジャケットだと双方恥ずかしい思いをしますし、彼女にもかわいそうです。
なので、ぱしっとした格好でいかないといけませんでしたが、高めの上品でサイズもぴったりのジャケットとパンツのおかげで、わたしは、そこのレストランですごく楽しむ事が出来たんです。
つまり、わたしはジャケットを買うというお金を支払った事で、大きなリターンが得られました。はっきり言ってそれ以上のものだったと思います。
仮に、わたしが彼女のご両親に挨拶に行く時に、Tシャツと短パンみたいなふざけた格好でいったら、即刻退去を命じられ二度と来るなと叱られるかもしれません。
しかし、ある程度の金額を払ってちゃんとした格好で行くだけで、面会の許可がもらえ彼女との将来もうまくいくなら、それは、払うべき価値のある活きたお金だとおもうわけです。
つまりここに気づかなければいけません。お金というのは回り回って自分に返ってくるものなのです。ただ、活きた金である事が大前提です。
死に金は根絶する
気をつけるべきは、死に金の扱い方です。わたしの母は、ずっと、とめもしないのに、あったら便利だからという理由だけで数千円ですが、駅の近くに駐車場を借りていた事がありました。しかし、使った事はほとんどなく、そのために10年単位で借り続けたわけです。
5000円x12ヶ月=10年で、なんと60万円にもおよぶ金額です。これは一切のリターンはなかったと思っていいくらい無駄なものでした。もちろん数回は使ったのかも知れませんが、それならタクシーでいけば数回3000円以下でいけました。つまり59万7000円のロスです。
こういう無駄なお金は徹底的に排除しなくてはいけません。そしてお金持ちになる方法ですが、この2つの組み合わせが重要になってきます。たとえば、ビジネスをするにしてもお金を必要な時に投資しなければ、どんどん減って行くばかりです。なので、それはやってはいけません。
お金もちになるためには、お金をある程度最初に払って、そのリターンを享受する事です。義務教育ですら、学費を払って勉強が出来るようになったり、友達が出来たりというリターンを得ているわけですから、何かを得るためには何かを失うのは当然なのです。
だから最初にお金を払のは、なにかを学ぶためには絶対に必要な事なのです。それが唯一のお金持ちなる方法と言えるでしょう。