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覚えやすいノートと覚えづらいノートはどんな違いがあるのか?

白い紙に黒い字だけで箇条書きされたもの、走り書きされたものをもう一度見返しても「なんでこんなこと書いたんだろう?」とか理解出来ない時ってありませんか?学校の勉強でもやる気のないものはそもそもノートを取る気にもならなかったり、眠たくてミミズのような字になっているかもしれません。

ノートを取ることは大切だったとしても、ノートの取り方がよく分からなかったらそもそも効果的なノートが出来ないかもしれません。

覚えづらいノート

では、真っ白な紙に線が引いてあり、その線に沿って上から下にただ黒い字で文章を書いていくのは覚えやすい形でしょうか。これは昔を思い出してみると分かりやすいのですが、今まで一番印象に残っている絵を思い出そうとしたら思い出せると思いますが、一番印象に残っているノートを思い出そうとしたら思い出せるでしょうか?

絵は特有なものなのでパッと頭に浮かぶことが多いと思いますが、ノートはほぼ白い紙に規則正しい横書きばかりであれば、思い出すのは難しいかもしれません。記憶は過去のものでも覚えているものがあるとすれば、それはどれも特有な他とは被らないものが多いのではないでしょうか?

これまで出会った人全てを思い出すのは難しくても、これまで付き合った人を思い出すのはそこまで難しくないかもしれません。付き合う数が多かった人は「人」というくくりではこれまでの恋人も忘れている人もいるかもしれませんが、人というくくりの中で恋人という特有な分け方がされているものは覚えていると思います。

そして、その特有なものは感情を引き起こし、それはびっくりしたこと、喜んだこと、楽しかったこと、悲しかったことなど、これまで一番感情を引き起こしたそれらの出来事はそれぞれ思い出せるのではないでしょうか。

逆に覚えづらい出来事、ノートも同じく特有なものじゃないと感情が起きにくく、それだけ他のものと区別がつかないので記憶に残りづらいという特徴があるようです。

覚えやすいノート

なので、覚えやすいノートはそれだけ他のものと違うもの、それを見たらパッと思い出せるもの、それを何度も見ると記憶に残りやすく忘れにくいでしょう。覚えにくいノートも何度も見返すと覚えることが出来るのは、記憶は回数を重ねるごとに覚えやすくはなっているのですが、そこに好きや情熱といった感情がないとやはりずっと覚えていることは難しいようです。

覚えやすいノートにするには、まずそのことが好きというのは前提で、どれだけ特有なものでも嫌いなものであれば頭に入ってこないと思います。好きなもので他のノートと被らないもの、それは絵を描いたり曲線を書いたり、自由なイメージが作れるようなノートは覚えやすいようです。

また、しっかり箇条書きをするために横線が書かれているノートを使うのもいいですが、箇条書きばかりでもある程度の数になるとやはり覚えるのは難しくなると思います。なので、横線が書かれていない真っ白な紙に自分が分かりやすいようにそれぞれの項目にカラーペンでマークや絵を描いたりすると、やはり他のノートと違うので頭に残りやすいでしょう。

マインドマップの効果

最近ではマインドマップというのが知られるようになり、それも効果的なノートの取り方の1つといえるでしょう。脳のシナプスのように1つのテーマから大切なキーワードなどを線で広げていき、1つの集合体のようなノートになると思います。

その線は色々な色を使って書いたりところどころを繋げたり絵を加えたり、それは白いノートに箇条書きで書くよりも記憶に残りやすい特有なものといえるでしょう。また、マインドマップもノートのように沢山書いたら同じようになるのではないかと思うかもしれませんが、全て同じくする必要はなく、四角や丸で囲った分類のものを線で繋げたり、絵で覚えたりするのは自由に出来ます。

そして、それを見たら自分の気持ちがワクワクしたり楽しみを感じるようなものであればなおさら覚えやすく、それは自分のものとして手元に置いておきたくなるものなら一生忘れないかもしれません。子供のころ、サンタさんにプレゼントをお願いするために書いた手紙や親への感謝の手紙など、印象に残っているものがあるかもしれません。

ノートといっても記憶の仕方は感情が喚起される特有なものか、回数を重ねたものが記憶されるので、ノートの書き方もそれに沿って書くとより記憶に残りやすいでしょう。

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