人間関係が変わることで起こりうる大きな生活の変化とは?
人生で大切な、それでいてあまり真剣に向き合うことがないこともある人間関係は、どこかつかみどころがない感じがします。
上手くいったら友達と仲良くなれて嬉しいし楽しいけど、上手くいかない時は自分がどうやれば上手くいくのか分からない、上手くいかせようとすればするほどだんだんと上手くいかなくなる、そういう経験をした人もいるかもしれません。
友達や恋人、家族と喧嘩してそのことばかり考えて1日中落ち込んでいたと思えば、仲直りしたら今までのモヤモヤが一気に晴れるような、そんな気持ちに大きな影響を与えるものでもあります。
人間関係がもたらす影響力の大きさ
これまでの歴史を振り返っても、色々な出来事のほとんどは人が関係していると思います。予測出来ない自然災害などは別にしても、何らかの戦や出来事、法律やいざこざ、どんなことも人が関係しているのではないでしょうか。
そして、それは気持ちが入らず公平に決められたものもあるかもしれませんが、ほとんどが誰かの気持ちが入った事がスタートではないでしょうか。
なぜなら人は痛みを避けて気持ちよさを得るという機能があり、もしやることなすこと痛みに関することなら誰もそれをやらないと思います。
なのになぜ戦などが起こるかというと、それをすることによって名誉を守ったり偉いと思われたい、尊敬されたいといった気持ちが周りの人の悲しみを理解するよりも先立ってしまい起こることもあります。
また、沢山の人が反対している中でも1人の人の思いが伝わり、多くの人の心を変える出来事も今までを振り返ると色々と起こっています。
それは見ている側からすればそんな大したことじゃない感じがしても、実際に体験している人は今までの自分が分からなくなるような体験をしている人もいると思います。
例えば、小学校の頃と中学校の頃、高校と自分のキャラクターは違いませんか?元気なキャラだったのがイライラするキャラ、おっとりキャラなど色々な変化を体験したことがある人も多いと思います。
どれだけの人に広がっていくのか?
自分が変わる、他人が変わると一人だけが変わるように見えて、自分と付き合っている人にも影響をもたらします。
それは大きなことから小さなこともあると思いますが、今までどうしてもイライラしてしまっていた人に対してイライラしなくなったら、それは大きな変化になる人もいるかもしれません。
お金持ちになって成功した人でも、過去に親に優しくしてあげられなかったことを、カウンセリングなどで心が癒されてから気付いて後悔する人もいるようです。
例えばどんな人にあってもイライラするタイプの人であれば、その人と会うとオドオドする人、逆にイライラする人、イライラされないように自分は出来る人間だと振る舞って周りを盾に使う人、色々な人になると思います。
その関係にイライラする人がいなくなれば、そうした反応をしていた人が今までの反応通り接することがないので、それだけ気持ちのエネルギーのロスが少なくなります。
また、その人と接していて過ごしやすい落ち着く、安らぐといった人になることもでき、それによって周りの人と深い信頼関係を築くことも出来るでしょう。
そうなると、その人の家族や友人への影響も変わり、たった一人の気持ちが変わることで沢山の人に影響をもたらすことになります。
気持ちのバランスが取れずにライフワークをやると?
気持ちのバランスは仕事に限らずライフワークや趣味、誰かと過ごす時でも大切なことで、焦りや不安、イライラを感じながら満足にゆったり過ごすことは難しいかもしれません。
なので、どれだけ自分の時間を注ぎたいと思えるライフワークに出会っている人でも、気持ちのバランスが偏っていれば、それを周りの人に自慢するために使ったり、押し付けたり勝つために使ってしまうこともあります。
すると、せっかく見つけたライフワークが応援してくれる人じゃなく批判する人ばかり増えて、辛いものになる可能性もあるので、気持ちのバランスを取ることはライフワークなど大切なことをするうえでも大切なポイントといえます。
そのための方法は色々ありますが、1つは自分を客観的に見ること、そのためには自分と他人が同じ状況でなぜ違う反応をしているのかを見ること、そこで湧きあがる気持ちはどんなものかを知ることです。
同じ人と話してもイライラする人もいれば元気になる人、落ち込む人など色々いますが、自分の気持ちがイライラしたり落ち込んだりするなら、他の人もみんな同じ反応をするか見てみてください。
自分と違う人がいればそれは自分の反応によるもので、自分を変えれば反応が変わることも分かり、そのためには感情的にならず客観的に冷静に自分を見ることです。
そして、理解出来ない相手の本当の気持ちを理解し、共感することが出来れば人間関係は変わっていきます。