プライベートを見せたくない人必見!iPhoneでネット履歴を残さない方法
プライベートや仕事で大活躍するiPhone。個人で使っているiPhoneをそのまま仕事でも活用している人なんか多いのではないでしょうか?また、法人でのスマートフォン導入率も年々増加しており、今後ますます仕事中での活用頻度が増えてくる事でしょう。
その一方で心配されるのはやはり、仕事用のスマホをプライベートで使ってしまったり、反対に、プライベートな内容が会社に漏れてしまって恥ずかしい思いをしたりというケース。
例えば、調べものなどで使うブラウザの履歴などはどうでしょう?必要に迫られ、会社用のiPhoneで個人的な調べものをしたり、友人や同僚と貸し借りをした時って、出来ればブラウザの検索履歴って見られたくないですよね。今回は、そんな時に便利な「プライベートブラウズ」という機能をご説明します。
煩わしい検索履歴、あなたはどうしていますか?
会社から支給されたり、複数人で一つのiPhoneを使ったりする場合に煩わしいのがブラウザの「検索履歴」
これって、未だに(iOS6現在)ブラウザ上で履歴を消去する事が出来ません。
履歴を消す為には、設定アプリからsafariの項目を選択して「履歴を消去」から消すしかありません。これでは一々面倒くさい。かといって、冒頭のようにそのままにしておくと、あまり見られたくないものまで見られてしまう可能性がある。そんな時は「プライベートブラウズ」という機能を使ってみるのも手です。
履歴やCookie(クッキー)などを残さず使える「プライベートブラウズ」
インターネットサイトを閲覧する為のブラウザは、検索した履歴や、SNSのフォームの入力履歴、パスワード等を記録しておく機能(正確には本体のディスクにデータとして保存)があり、再度、ブラウザを起動させた時やサイトを訪れた時に一々入力し直さなくても前回入力した内容をまるで覚えていてくれたかのような挙動をします。
一見すると便利なようですが、そのブラウザを使っているユーザーの個人的な情報などもまる漏れしてしまう危険性があったりもするわけです。今回はそのような深刻な話は割愛させて頂きますが、単に検索履歴を残したくないといった場合でも、必要以上にこの便利な機能が働いてしまうので、複数人などで使う時にはちょっと注意が必要です。
しかし、iOS版のsafariにはこの便利な機能を全てOFFにしてしまう「プライベートブラウズ」という設定があります。この「プライベートブラウズ」をオンにすると、検索履歴などを一切残さずに使う事が可能です。
方法は非常に簡単。先程、履歴を消去した時と同じく設定アプリからsafariの項目を選択します。
メニューの中に「プライベートブラウズ」という項目があるのでオンに。
すると通常は青いUI(ユーザインタフェース)だったsafariが黒いUIに変化し、検索履歴などは一切残る事はありません。
但し注意も必要
但し、この操作には一点注意が必要です。履歴が残らないのは時として便利ですが、前項で書いたように、Webサイトのログイン履歴、パスワードなどの入力履歴なども全てリセットされ、プライベートブラウズ機能をオンにしている限り記憶される事はありません。
プライベートなものならまだしも、外出先で会社のデータベースにアクセスしなければいけない場合や、複数人で同じiPhoneを使い回している時などは十分に注意しましょう。
そもそも、会社で使うものをプライベートな用件で使わなければいい、と言いたいところですが、そうは言っても便利なiPhoneです。周りに迷惑をかけないように上手に使っていきたいですね。