> 趣味・ライフスタイル > 目の前の事に夢中になる事で、雑念を打ち払うテクニック

目の前の事に夢中になる事で、雑念を打ち払うテクニック

子どもの頃のわたしは、集中力の無い子どもだったとよく母親に聞かされました。何をやらしても途中で投げ出してしまい、なにも手につかない子どもだったそうです。

ただ、そのうちのいくつかは、当たりもあり、普段集中力が無い分、なにかにはまった時は、異常な集中力を見せ、飛び抜けた成果を見せたようです。

今日は、目の前の事に夢中になる事で、雑念を打ち払うテクニックについてお話ししようと思います。どうぞ最後までおつきあいいただきまして、すばらしい人生を歩まれてください。人生を生きる上でもっとも不要なもののふたつが、疑いと迷いです。さあはじめます。

何も手につかない状態からの脱却

なにも手につかない状況というのは、かなりストレスフルな状況だと思います。わたしの場合は、自分の頭が、処理速度を超えた時にこのような状態に陥るようです。

たとえば、原稿を書きたいのに、他のビジネスもやって稼ごうと考えていると、やる事が多過ぎて処理しきれなくなり潰れます。

なので、自分の身の丈にあった生き方をしていると、このような何も手につかない状態からは抜け出す事が出来ます。

つまりこの状態というのは一種のパニック状態であり、情報量が多過ぎて、とか不安が多過ぎて、パニックになっている状態なので、パニックを抑えるには、無理をしない事が一番効果があります。

自分の事をよく知ると、何も手につかない状態というのは回避出来ます。わたしの場合は、自分の能力を見誤るというか、自分の事がよくわかってないのかもしれませんが、どれだけ自分が出来るのかが正直よくわからないところがあるのです。

わたしは、出来る時はめちゃくちゃ出来てしまうし、出来ない時はまったく出来ませんから、自分の能力の上限が自分でもよくわからないのだと思います。なので、わたしはこのようなパニック状態に入ったら、まず出来る事からやるという風にしています。

そして、多くは望まない事です。たとえば、今日中に1万円分の原稿を書き終える。とした場合に、出来なかった場合にストレスになり、それがどんどん大きくなり、自分の自信が崩れて行く可能性があります。

なので、それを回避するためには、あまり大きな目標を置かずに、とりあえず、8時から12時まで原稿を書く。という風にすれば、自ずと体が机へと向かいますし、結果的にいくらかかければ、それ以上は求めないという風にした方が良い思うのです。

どんな些細な事でも良いから動く

動けない状態というのは、脳のキャパを超えており、めんどうくさくなっている状態なので、簡単な事からはじめると良いでしょう。

たとえば、トイレのスリッパをそろえるなどでもいいですね。そんなくだらない事やってる時間なんてないんだよ!と言われるでしょうが、まずはやってみてください。

そしたら、いろんな事が見えて来ますから。まず、助走になります。大きなタスクというのは、小さな事の積み重ねなので、いきなり達成する事は出来ません。たとえば、体重100キロの人が目標の60キロに来月なるというのは、手術でもすれば別ですが、普通に考えても不可能なんです。

40キロを落とすには、まずどの食事制限スタイルにするか。食習慣改善にしてもいろんなものがあります。たとえば、炭水化物を抜く食事だったり、断食だったり、野菜中心のベジタリアンになったり、とまあいろいろあります。

それに加えて、どのように運動するのかとか、筋トレは?有酸素運動は?といろんな事の組み合わせがうまくいったときに始めて結果としてあらわれるわけですから、いきなりぴょーんと飛び越える事は出来ないのです。

大きな事は小さな事の積み重ね。そのためには、スリッパをそろえるといったような助走が必要になってくるのです。こういう小さな助走をたくさん積み重ねて行き、一段、また一段とどんどんどんんどんのぼって行く。

そうする事で、やがて大きな目標の姿が遠くに見えて来ます。そしてあとはそれを近づけて行く作業。そして手に入れる事なのです。

小さな事で自信をつける

小さな事をおすすめする理由は、簡単に対処できて、しかも自信にもつながるからです。大きな目標を達成するためには、小さな事を積みかねていくのと同時に、自信も必要になってきます。

自信がないと、仮にコツコツと積み上げて行ったとしても、踏み込む勇気がなくて、諦めてしまう事だってあるでしょう。

なので、自信を培い、やがては来る大きな不安と立ち向かうのです。スリッパをそろえる事でなんで自信になるんだと思うかも知れませんが、やってみれば分かります。どんな事でも毎日毎日、それが出来ているというのは、知らず知らずのうちに本当に自信になっているんです。

自分は何も出来ないという事への否定がそれで達成されるからだと思います。

スポンサードリンク
スポンサードリンク